6月19日、本会議にて |
現在開会中の新潟市議会6月定例会にて2期目の任期における最初の一般質問を行いました。質疑のやり取りは追って発行する市政報告にてお伝えしたいと思います。冒頭の挨拶部分の読み原稿をアップします。
(以下、原稿)
4月の選挙戦を経て、2期目の任期をいただいて最初の質問になります。引き続き、西蒲区、そして新潟市にお住まいのひとりひとりの声に耳を傾け、つぎの時代へと伸びゆく新潟市に向け、ひたむきに活動していきたいと思います。
誇りと愛着を持てる新潟市をどのように作っていくべきか、地域と行政、議会が一体となって地域課題の解決に向けて取り組むにはどのような施策が必要なのか、そして、本市の魅力を磨き上げていくにはどのような取り組みが必要なのか、自分なりの視点、感性で提言を行っていきたいと考えています。
私はつぎの3つの視点をあげたいと思います。それは、歴史と文化を守り、磨くこと。自然との豊かな共生を図ること。次世代を担う子どもたちの学びと育ちを支えること。の3つです。
湊町として栄えた本市には歴史的建造物や庭園、芸妓、料理や醸造、発酵文化、そして海産物や農産物、果樹などの豊かな食文化があります。もちろん各区にもそれぞれ独自の歴史と文化があります。本市がどのような開発・施策を進めるにせよ、本市特有の歴史と文化といった文脈を踏まえなければ、そこに誇りも愛着も生まれないと考えます。
本市は海と山、川、潟、そして田園といった自然環境に恵まれているのも大きな特色です。しかし、実際に山を歩いてみると手入れが行き届かず荒れている箇所も散見されます。海や川を歩いてみてもプラスチックゴミや不法投棄されたゴミが大量に流れ着いています。潟によっては水質悪化が進み、生物多様性も失われつつあります。本市はSDGs未来都市として他自治体のモデルとなるような施策を進めるとのことですが、その前提として、豊かな自然環境、生物多様性を守るべきではないでしょうか。
歴史と文化、そして自然環境については今後の一般質問などを通じて発言していきたいと思います。今回の一般質問では、3つ目の視点である「次世代を担う子どもの育ちと学びを地域で支える新潟市に向けて」をテーマにいくつか質問したいと思います。
言うまでもなく、子どもたちは地域の宝であり、私たちの希望です。そんな子どもたちがこの新潟市で安心して暮らし、育ち、そして個々人の能力や特性、才能をいかんなく発揮し、それぞれの道を切り拓いていってほしいと願っています。
今回は子どもの育ちと学びを地域全体で支える新潟市であってほしいとの思いから、放課後の居場所づくり、部活動の地域移行、特別支援教育の充実という3つの視点で質問します。
(冒頭の原稿は以上です)
引き続き、直向きに活動していきます。市政に関する相談、質問、要望などありましたらいつでも声をかけてください。