2022年2月26日土曜日

市政報告第11号の発行

vol.11表

vol.11裏

市政報告第11号を明日2月27日の西蒲区内の朝刊各紙に折り込み、発行します。

今回は現在開会中の2月定例会で審議、可決された事業、予算の一部について紹介しました。2月21日に可決された令和3年度分になります。

文字数も多くなっているので、もしも紙で読みたいという方がいましたら気軽にお声がけください。他、市政に関する質問、意見などありましたらいつでもお声がけください。

2022年2月15日火曜日

手話はひとつの言語


「手話はひとつの言語である」

2月3日、議員有志にて新潟市手話言語条例についての勉強会が開催されました。新潟市手話言語条例とは、手話が言語であるとの認識に基づき、手話への理解の促進及び手話の普及に関する基本理念を定めたものです。

また、条例では市の責務として、「手話への理解促進や普及」「手話を使用しやすい環境の整備」「職員に対する手話を学ぶ機会の提供」「事業者が行う取組への支援」などが定められています。本市においては、聴覚障がい者が医療機関の受診や各種手続き、講演会などに参加する際に手話通訳者を派遣しています。また、手話通訳者の養成講座の開催も行なっています。

本市において聴覚障がいの手帳所持者数は、令和2年度で2,771人。うち65歳以上が2,304人と高齢化率は83.1%となっています。

約1時間ほどでしたが、あらためて勉強になりました。

勉強会では、各区役所に専任手話通訳者が1名ずつ配置されていると聞きました。

西蒲区ではどのような相談が寄せられているのか気になったので、きょう別件のついでに西蒲区役所の手話通訳者の方に会ってすこし話を聞かせてもらってきました。

西蒲区内には聴覚障がいがあり、手話で話される方が20数名いるそうです。

通訳者の方は、住民票や戸籍、衛生環境に関わる手続きなどの相談、病院への付き添い、国や県の事業に関する手続きにも相談に乗り、場合によっては窓口まで同行もしているそうです。この方は、10年以上、西蒲区役所に勤務しているそうで、親身に相談に乗っていることがよく伝わりました。

「手話を言語として使っている方は、やっぱり日本語の書面や言葉で話しても伝わらないことってあるんですよね。それがお互いに手話で話すとより的確に伝わるんですよ」と話していました。

「手話はひとつの言語である」、勉強会でそう聞いてはいましたが、より実感が湧きました。引き続き、現場の取り組み、状況をよく見聞きしながら活動していきます。

2022年2月12日土曜日

大澤昭一さん講演


2月10日、新潟市議会拉致問題早期解決促進議員連盟の勉強会が開催されました。今回は特定失踪者の大澤孝司さんの兄である大澤昭一さん(西蒲区)から議会に来ていただき、これまでの経緯などについて話を伺いました。


孝司さんは、1974年2月24日夜、佐渡の新穂村の路上で行方不明となりました。当時27歳、県農地事務所の職員でした。それから間も無く半世紀近くが経とうとしています。


昭一さんは「毎日、気持ちが変わる。北朝鮮による拉致だった。いや、なにかの事故だったんだろう。そう思いたい。いや、関連する情報を集めるとやはり拉致だったと思う。毎日、様々に思いを巡らせてしまう」と話していました。


昭一さんは、86歳になる現在も運動の前線に立ち、活動を続けています。大勢の前で1時間近くも話しをするのも相当に体力を使ったはずです。あらためて地方議会の現場からも拉致問題に関心を寄せ活動していくことの大切さを感じました。