2019年11月29日金曜日

岩室地区自治会長会議へ

懇親会の様子

11月28日、岩室温泉・富士屋で行われた「岩室地区自治会長会議」に出席してきました。岩室小学校区の夏井、石瀬、岩室温泉、猿ヶ瀬、南谷内、横曽根、西船越、樋曽、栄、北野、白鳥、西中、新谷、油島、橋本、久保田、潟上、西長島、高畑などの自治会長が出席しました。

まずはじめに西蒲区役所建設課から除雪に関する計画、質疑などが行われました。車道は10cm、歩道は20cmを基準に除雪に出動するそうです。ただ、新潟市は面積が広く、地域によって降雪状況もかわるかと思います。なにか除雪に関する問い合わせがあれば各区役所建設課が窓口となって対応するそうです。

その次、わたしに「市政報告」の時間を20分ほど設けていただいたので、7ヶ月ほどの活動をごく短く振り返って報告しました。

任期がはじまってみての率直な感想。6月定例会、9月定例会で行った一般質問のおおよその内容。12月定例会で行う予定の一般質問の内容をひとつ。そして、12月定例会で西蒲区に関する議案について、などをお話ししました。

その後の懇親会でもみなさんと交流させてもらいながら意見交換を行ってきました。引き続きていねいに声を集めて歩いていきたいです。

ありがとうございました。

「第1回ワールドオーキッドフェスティバルin新潟〜胡蝶蘭の舞〜」へ

わたしが行った時はちょうどFMportの取材中でした。ナビゲーターの騰川美和さんと小原社長

西蒲区竹野町にある株式会社OCgardenにて開催されている「第1回ワールドオーキッドフェスティバルin新潟〜胡蝶蘭の舞〜」をみてきました。同社は1969年頃にシンビジュームの育苗から始まり、今年で50周年となることを記念して展覧会が企画されました。

初代の小原康作さん、2代目の康宏さん、そして2011年8月からは現社長の康人さんが継いでいます。康人さんは英語が話せることもあり、シンガポールや台湾の国際会議に出席したり、南米コロンビアに仕入れにでかけたりと精力的に事業を展開しています。洋蘭の専門店として全国から受注がくるお店です。

洋蘭が日本に伝わったのは、1859(安政6)年、トーマス・グラバーがシンビジュームの原種を長崎に持ち込んだのがはじまりだそうです。その後、皇族、華族、財閥などに愛される花として広まっていきました。とくに大隈重信は蘭の愛好家だったとのこと。

150坪のハウスいっぱいに見事な花々が展示されています。入場料は600円。12月1日まで。

展示の様子1
展示の様子2
展示の様子3
展示の様子4

2019年11月27日水曜日

全国中学生人権作文コンテスト県大会

私から僕へ。僕から自分へ。

自意識の沼に沈降しそうな時、〈朗読〉が、〈読むこと〉が、その救いになった好個の例だと思いました。

全国中学生人権作文コンテストの県大会優秀作が2019年11月21日の新潟日報朝刊に掲載されました。西蒲区から巻東中3年の渡辺凪咲さんの作文が「新潟地方法務局長賞」を受賞し、掲載されました。

自己形成のはざまで揺れ動く心情と、友人が声をかけてくれていっしょにやった朗読の体験が書かれています。〈読む〉ことの効用を端的に示した貴重な体験だと思いました。

また、その機会を友人が作ってくれたという友情も素晴らしい経験だと思いました。

「既成概念や偏見というフィルターを通さず、自分の目で真っすぐに他を受け止める。その上でその人生と交わるか避けて通るかは自由だ」

渡辺さんの感性に学ぶところが多かったです。

式場庶謳子特集展示


12月5日〜22日まで新潟市新津美術館で「東欧絵本原画と新津美術館ものがたり&特集展示式場庶謳子」が開催されます。式場さんの素朴でありながらも命の力強さを感じさせる作品が好きなので、時間をつくってみにいけたらと思います。

季刊『銀花』の最終号を思い出します。

観覧無料ですので、近くに用事などあればぜひ。

新津美術館:https://www.city.niigata.lg.jp/nam/index.html

2019年11月26日火曜日

「和納を知るための歴史・文化講演会」に参加

パネルディスカッション
鈴木区長の基調講演
挨拶の様子

11月26日、「和納を知るための歴史・文化講演会」に参加しました。郷土史研究会「和納を知る会」の主催で開催されました。

前半は、西蒲区長の鈴木浩行さんによる「西蒲区のまちづくりについて」と題した基調講演。後半ではパネルディスカッションとして医師の金子耕三さん、前市議の金子孝さん、元教師の山崎行夫さん、そしてわたしの4名で、それぞれ和納地域に対する思いをお話ししました。

区役所が取り組む政策のこと、地元の講師が語る郷土の歴史のことなど初めて知ることも多かったです。政策や郷土の歴史、またじっさいの暮らしのことなど引き続きさまざまな声を集めて活動につなげていきたいと思います。

ありがとうございました。

2019年11月22日金曜日

「未来を拓く 公民の可能性 〜新潟の現在〜」に参加します

チラシ

「未来を拓く 公民の可能性 〜新潟の現在〜」というシンポジウムに参加します。12月22日13:00〜、クロスパル新潟で開催されます。

このシンポジウムは市役所職員等の有志による勉強会「にいがた市士の陣」が主催で、これまでに38回の講座を開催してきたそうです。

今回のテーマは「公民連携」。基調講演を県庁職員の桝潟晃広さんが行います。桝潟さんは8月に開催された公民連携イベント「県庁前ナイトマルシェ」の企画・運営に携わった方で、その思いなどを講演するそうです。

わたしは「公民両キャリアを経て、現在、思うこと」と題して、高橋 智計さん (フラー株式会社)、山倉 あゆみさん(シンクボード株式会社)とともにそれぞれお話します。また、新潟市政策企画部の稲葉一樹さんからは部署を横断して行っている市の人口減少対策について話があります。

議員の任期がはじまって7ヶ月ですが、いま現在、感じていることなどざっくばらんにお伝えできたらと思います。ほかの方々の話や来場者との交流を楽しみにしています。

ぜひお越しください。

詳細はフェイスブックページ【リンク
申し込みはGoogleフォームにて【リンク

2019年11月20日水曜日

「西蒲エリアローカルマニフェストプロジェクト」ワークショップ[DAY2]に参加

ワークショップの様子1
ワークショップの様子2

11月18日13:00〜18:00、「西蒲エリアローカルマニフェストプロジェクト」ワークショップDAY2に参加してきました。先月のDAY1に続いての参加でした。

新潟市西蒲区と弥彦村からさまざまな業種の事業主が集まって地域の現状、課題を共有し、未来像をともに描くワークショップです。

DAY1のときは参加者が7人でしたが、DAY2はメンバーが倍増。遅れてきた方ややむなく欠席した方もいますが、参加者はおよそ以下のようなメンバーでした。

岩崎修(岩崎食品)
小川和宣(株式会社関越サービス)
掛川史人(カーブドッチワイナリー/株欧州ぶどう栽培研究所)
片岡育郎(Taibow coffee&gelato soft)
川上志保(弥彦温泉 割烹の宿 櫻家/弥彦おかみ会)
川上創(新潟土地建物販売センター)
草野竜也(はちみつ草野)
熊倉誠之助(灯りの食邸KOKAJIYA/株式会社リトモ)
小林弘樹(新潟市議/Niigata Interview Magazine Life-mag.)
笹口亮介(笹祝酒造株式会社)
高島涼(岩室温泉ゆもとや女将)
竹野勝行(株式会社伊彌彦/農事組合法人第四生産組合)
藤田友和(そら野テラス/有限会社ワイエスアグリプラント)
若林聡(農業生産法人有限会社グリーンズプラント巻)

面識があってもここまで長時間いっしょにいて、地域のことを考え、意見交換をする機会はなかったので、ほんとうにいい機会になりました。

わたしはDAY1では西蒲区と弥彦村の一体感が増すよう〈歴史〉や〈物語〉を立ち上げることを提案しました。それは国上山〜弥彦山〜多宝山〜角田山一帯に残る修験道の痕跡を結び直すことです。『Life-mag.vol.009』の取材でその探究の入口にたどり着いたのですが、山麓に残る歴史、伝説、史跡、地名などを結んでいくと弥彦山系修験の道が立ち上がるのです。

DAY2では、超高齢化の進む西蒲区が医療、介護、福祉の充実した地域になってほしいと話しました。病いや老い、死と向き合うとき、身体的にも精神的にも適切なケアにたどりつける地域であってほしいと思っています。そんな地域になるよういまの立場で勉強や活動を重ねていきたいです。

また今回のご縁をあたためながら、西蒲区、弥彦村がよりよい地域になるよう活動を重ねていきたいと思いました。

以下は当日の様子です。
10月28日のDAY1の様子。



11月18日のDAY2の様子。



みな互いの意見に耳を傾け、穏やかな対話の場だったことが伝わる映像です。

今回、出された意見は、この補助事業の運営者の方々が「ローカルマニフェスト」として提言書にまとめるそうです。そちらも楽しみにしています。

ありがとうございました。

2019年11月19日火曜日

花卉・花木振興新潟市議会議員連盟の勉強会

勉強会の様子
各会派にアザレアをいただきました

11月19日、12月定例会準備のためクラブ会が開かれました。新潟市議会は12月3日から23日の日程で12月定例会が開かれる予定です。

まだまだ初めて知ることの方が多いですが、ひとつひとつの機会をとらえて現状や課題、改善策などを探っていきたいです。12月議会では、指定管理者の更新についての議案も多く審議されるようです。

また、きょうはクラブ会終了後、「花卉・花木振興新潟市議会議員連盟」による勉強会に参加しました。「新潟県花き出荷組合」の高橋さんを招いて、県内の花木の生産状況について聞かせていただきました。

新潟県はアザレアを代表とする花木の生産量が7,870千鉢(平成29年)と全国2位です。新潟市内にも信濃川沿を中心に300軒超の生産者がいるそうです。

ただ、ほとんどの出荷は県外で、県内・市内で花を楽しむ人は多くないとのこと。

「新潟駅や空港など新潟の玄関口となる空間の開発・デザインにもほとんど花や植栽は盛り込まれておらず、あまりに殺風景。都内の駅に飾られている花はじつは新潟のものが多い。デザイナーがしっかりと計画し、景観に組み込んでいる。新潟ももっと緑を取り入れた開発を進めてもらいたい」と高橋さん。

とても共感しました。

わたしも3年ほど前に自宅周辺を植栽しましたが、季節の移り変わりとともに花や実をつけながら景色が変わり、ときに野鳥が羽を休めていることもあり、緑に癒されています。

新潟市も花や緑をうまく取り入れた開発が進むよう活動していきたいと思いました。

2019年11月17日日曜日

『怪と幽』に西蒲区和納が

怪と幽

KADOKAWAから今年4月に創刊されたお化け好きに贈るエンターテインメント・マガジン『怪と幽』vol.002に西蒲区和納が登場しています。平安時代、京の都を騒がせた酒呑童子の生地を訪ねる記事で、10ページにもわたる特集です。

酒呑童子の生地としては、西蒲区和納と燕市砂子塚の説があります。取材では、岩室駅を降りて、近所のおじいさんに話しかけたり、和納のガスタンクを探したりしています。酒呑童子があずけられたという楞厳寺や岩室民俗資料館での資料探しのことも書かれています。

丹波の国・大江山に棲んだ盗賊団の首領と和納のつながり。どこもすぐ近所のことで面白く読みました。

特集は「ムーと怪と幽」。岩室民俗資料館でも閲覧できます。ぜひどうぞ。

2019年11月11日月曜日

「にいつナイトステーション"酒っ衆っ歩っぽ"」へ

おばな家本店

秋葉区新津駅周辺で開催されている「にいつナイトステーション"酒っ衆っ歩っぽ"」に行ってきました。参加する39店をお得なチケットで飲み歩けるイベントです。今回はおなじ市議仲間や友人・知人らで、当日券3枚綴り2,400円を購入し、3店舗を巡りました。

鉄道の町だから、という訳ではありませんが、岩室駅から片道90分ほどかけて電車で往復。ちょっとした遠出でした。ちょうど英進堂に参考図書を注文していたのでその購入も合わせてできました。

じどっこ酒場鶏頂天
カフェ エ ヴィン ダ マルコ
チラシ

普段、なかなか入るきっかけがなかったお店を知ることができる良いイベントでした。イベントは11月13日まで。

2019年11月7日木曜日

第14回新潟市議会「議会報告会」開催

チラシ

11月24日に第14回新潟市議会「議会報告会」が市内各所で開催されます。議員がそれぞれ担当の会場で議会でどのようなことが話題になっているのか、直接説明する機会です。

今回は「9月定例会常任委員会の審査概要」「決算特別委員会の審査概要」について報告し、第2部では「超高齢社会のあり方」について意見交換を行います。

選挙区以外の会場が割り当てられ、わたしは中央区の担当になりました。申込不要です。ぜひ参加ください。

間瀬公民館

開催にあたって、報告会のチラシを議員も手分けして配布し、周知に努めています。わたしは西蒲区岩室地区、中之口地区を回ってきました。

間瀬公民館で開催されている地域の茶の間「間瀬いくまか家」に配布にいくと、ちょうどみなさんが集まっている時で、しばらくお茶を飲みながら意見交換してきました。医療や介護、公共交通、買い物、空き家のことなど貴重な意見をいただきました。

引き続き地域を歩いて現状、課題を集めていきたいです。

2019年11月3日日曜日

澤将監の館へ

庭園から主屋を
大門から
中ではお茶会が

11月3日は文化の日ということで、新潟市の文化施設入館料が無料になる「無料観覧の日」でした。指定施設のみですが。西蒲区では、潟東歴史民俗資料館、潟東樋口記念美術館、澤将監の館、中之口先人館が対象でした。

わたしは西蒲区打越にある「澤将監(さわしょうげん)の館」に行ってきました。お茶会が開かれているということでそれを目当てに行ったのですが、たいへん賑わっており、時間の都合で断念。見学だけしてきました。

この施設は江戸から幕末にかけて当地を治めた大庄屋・澤家の邸宅を復元したものです。初代の澤将監(本名:澤四郎兵衛)は、武田信玄、勝頼の家臣でした。武田家が滅びた後、1612年、西蒲原の地・打越に移り住みました。

しかし、当時この一帯は湿地帯で、水害も度重なる土地でした。そこで澤家は干拓事業の中心的な役割を担います。甲府盆地で「信玄堤」と呼ばれた武田家の治水技術をここに伝えたのです。

澤家が伝えた治水技術によって、耕地面積が10倍に増えたと伝わります。2代目の澤弥三左衛門の時にその功績が認められ近郷10組の庄屋を取り締まる「大庄屋」となりました。

江戸初期に建てられたというかつての邸宅は、大正期に当主が巻に越して空き家に。その後、いまから55年ほど前の台風で倒壊しました。いまの建物は1994年に当時の中之口村が復元したものです。

写真はひさしぶりに一眼レフを持ち出して撮影しました。

通常の入館料は300円。これからは紅葉もきれいとのことです。

新潟フラワーデコレーション

玄関
会場の様子1
会場の様子2
お抹茶を

「新潟フラワーデコレーション」を見てきました。会場は中央区の燕喜館。国の登録有形文化財です。伝統的な建築と庭園を目一杯つかった花の装飾に心が和みました。

もう息子は出かける際ついてこなくなりましたが、娘がついてきて「わぁ〜、きれいだね」と眺めていました。

第34回国民文化祭・にいがた2019、第19回全国障害者芸術祭・文化祭にいがた大会連携事業だそうです。明日まで。

近くに行く機会があればぜひ。

チラシ

枝垂れ桜の記念植樹

きょうは西蒲区福井のほたるの里公園で枝垂れ桜の記念植樹が行われました。角田山麓観光まちづくり研究会が中心になって行っている角田山麓の地域づくり活動です。この日は、地域の保育園児、小学生などといっしょに植樹しました。

市民主体による取り組みは時間はかかりますが、地域の力をすこしずつ確実につけていくことにつながると感じました。また、子育ても地域づくりもなるべく多くの人との関わりのなかで進むといいなと思いました。

以下に写真をアップします。

植樹の説明、若杉造園さん
地域の子どもたちによる植樹
ほたるの里公園案内板
ほたる池
水車、回るのかどうか...
矢垂川ふるさと砂防公園
じょんのび館の奥にある、ほたるの里交流館(2006年3月竣工)
存在は知ってましたが目の前まで行ったのは初めて
昭和30年代まで「峰岡林業」と言われ全国的にも知られた産業があったそうです
昭和48年には「福井みがき丸太組合」も設立されたそうです
この施設も巻産丸太が多く使われています
ほたるの里公園と砂防公園を散策して帰路へ
ヤマガラを間近で見ることができました
路傍の草花にほっとします

2019年11月2日土曜日

安吾の手紙

安吾の手紙

11月1日〜12月1日まで、新潟日報メディアシップ「にいがた文化の記憶館」で「坂口安吾と新潟日報」という展覧会がはじまりました。それにあわせて、11月1日付け『新潟日報』朝刊で、坂口安吾が兄・坂口献吉(新潟日報社2代社長)に宛てた手紙が掲載されました。敗戦から日本を立て直すのに新聞社が果たすべき役割を進言しています。

わたしはとくに3通目、1945年9月29日付けの手紙に共感したので、ここに一部を転載して紹介します。地方文化の確立に向けて新聞社が雑誌を発行してみてはと提案しています。その際に、どのような雑誌にすべきかまで具体的に書かれていて、わたし自身たいへん参考になる内容でした。

「要は容れ物の問題で、泥くさい容れ物に入れると、内容も泥くさく見える。特に新潟の人間は、自分の手近かな物を卑しむ考え方が強くて、自分の県人だと安く買い、遠いものほど尊重するような性格が強いのです。こういう県人に泥くさい容器で盛った御馳走をだすと先ず馬鹿にしてかかりますから、特に新聞や雑誌の外形を凝り、形式的に美しく出来上がっていることを先決条件とします。形式がととのっていると、一応馬鹿にしながら、内々は郷土の誇りも感じてくるので、こういう県人の性格に対して用意を忘れてはいけないと思います。
ですから、大衆雑誌など、週刊朝日よりも、むしろ朝日グラフ式なグラビヤの粋をこらし、写真を主にした題材ですと地方性も盛り易いですから一石二鳥で、こういう雑誌をだしてみてはいかがです。読み物を主にすると却って馬脚を現し易いです。」

「サッポロだの台北だのという植民都会に却って郷土文化が発達するのは外形の美を整えることを第一着手に出発したせいで、地方文化の確立に、先ず地方的泥臭さを主眼とすれば、もうそれだけで文化の発育はなくなるでしょう。
新奇なカメに酒を入れて、やがてユニックな美酒となるまで育てるように努めるやり方が大事ではないかと思います。
特に新聞社が一県一社となり、地方文化を一身に背負うこととなった以上、新聞の発行のみでなく、文化運動の総元締めとなって働く豊富を忘れてはいかぬでしょう。」

故郷への皮肉を込めながらも、しかし、新潟の復興、発展について具体的に考え、提案しています。

チラシ

なにか用事の際、わたしも直筆の原稿を見にいってみようと思います。

2019年11月1日金曜日

西蒲エリアローカルマニフェストプロジェクトに参加

ワークショップの様子
西蒲区、弥彦村のマップ

10月28日、「西蒲エリアローカルマニフェストプロジェクト」のワークショップに参加してきました。全国商工会連合会の「共同・協業販路開拓支援事業費補助金」を、NPO法人いわむろやが受託して行う事業で、西蒲・弥彦エリアの商品開発、人材育成などを行うそうです。

今回のローカルマニフェストづくりでは、地域内の事業者10人が集められました。メンバーは農業、旅館業、飲食業、醸造業、食品加工・販売などに携わっています。わたしは編集・出版業と議員という立場です。

この日は3人欠席で、7人が参加。スタッフのほうが多く、囲まれたわたしたちはやや緊張しつつも、それぞれの事業のこれまでの取り組み、課題の共有が図られました。みなさん面識のある方ですが、かしこまって個々人の思いを聞く機会はなかったので、いい時間でした。わたしは「弥彦山系修験の道・再興について」を提案しました。

また来月も開催され、西蒲・弥彦の未来像を描くためのキーワードをみなで探っていくそうです。西蒲・弥彦の一体感が醸成され、向日性のあるキーワードを見つけたいです。