2022年4月25日月曜日

岩室民俗資料館運営協力友の会総会

中央・山崎行夫会長、右・池田一秋岩室地区公民館長

4月25日、岩室民俗資料館運営協力友の会総会が行われました。来賓として招いていただき、一言だけ挨拶申し上げ、総会に参加してきました。


岩室民俗資料館は、民俗資料の収集、展示だけでなく、季節の室礼、民芸教室、企画展示、地域の小中学校へ教育活動などを行う施設です。また、それだけでなく地域の茶の間「いこてば」の会場としても施設を提供しており、地域コミュニティの活性化を支えています。


きょうは2021年度の事業報告、会計報告が行われた後、2022年度の活動計画が審議、承認されました。2022年度は、「間瀬の精霊飾り」の飾り付け、「棒遣い衣装展示」、「古地図展」などが計画されています。また、小中学生には昔の暮らしや遊びを伝える教育活動が予定されています。


総会終了後、展示を見て回りましたが、道具のひとつひとつから私たちの先祖の暮らしぶりが思い起こされ、いつまでも見ていられる気がしました。近くにくる機会があればぜひ立ち寄ってみてください。展示もよく整理されていますし、すこし前に『月刊ムー』に取材された記事もおすすめです。


資料館:https://www.city.niigata.lg.jp/nishikan/shisetsu/yoka/bunka/iwamuro_minzoku.htm

2022年4月24日日曜日

ブラニイガタ2022@白根

しろね大凧タウンガイドによるまちあるき

4月24日、まちづくり学校主催の「ブラニイガタ2022@白根」に参加してきました。ガイド役は、南区白根地区でまちあるきガイドを行っている「しろね大凧タウンガイド」の皆さんでした。

昭和初期に建てらた町屋の残存率が全国トップクラスであること、300年の歴史を持つ白根大凧合戦が市民の誇りとなったタコファーストなまちづくりが随所にあることなどをテーマに2時間半かけて白根のまちを歩きました。4と9のつく日に開催されている六斎市には行列のできる漬物屋さんもあるそうです。この日も前を通るとすでに売り切れていました。

町中には、まちあるきがいつでも楽しめるように各所に案内サインが設置されています。「しろねがわかるまちのどうぐ」という冊子をお店でもらうと場所もわかるので、じぶんのペースで歩くのもおすすめです。

白根大凧合戦は、今年は6月2日(木)~6日(月)の開催予定です。都合がつけばぜひお出かけください。

いつかゲストハウスぐーぐーに泊まって、ゆっくり白根のまちを歩いてみたいです。











2022年4月22日金曜日

岩室地域コミュニティ協議会定期総会に参加

左より鈴木浩行西蒲区長、沖野一前会長、田中弘信新会長

4月22日、令和4年度岩室地域コミュニティ協議会定期総会が開催されました。来賓として招いていただき、一言だけ挨拶を申し上げ、参加してきました。


総会では令和3年度の事業報告、決算報告ならびに令和4年度の予算、事業計画などが審議、可決されました。また、役員改選も行われ、沖野一会長から田中弘信新会長へと引き継ぎも行われました。


沖野会長は2010年からコミュニティ協議会の部会員として関わるようになり、2012年からは事務局長を7年、2019年から3年間会長職を務めました。12年間を振り返ってみるとコミュニティ協議会の事業も大きく変化してきたそうです。旧岩室村時代からの事業は「蛍と野外コンサート」のみで、あとは時代の変化にあわせて新規事業として取り組み、地域に定着させてきました。


中学校と連携した矢川灯籠流し、小学校と連携した駅前イルミネーションと防犯活動、地域のダンス教室と連携したSUNSETダンスフェスティバルin間瀬、旅館・ホテル・飲食店等と連携した岩室温泉ひな巡りなどがそれです。新たな挑戦を恐れず、さらにそれをしっかりと定着させてきた沖野会長はじめコミュニティ協議会の皆さんの仕事は地域にとって確かな豊かさをもたらしていると思います。


また、コロナ禍となってからは計画していた事業を中止せざる得なくなるなど苦しい判断を迫られることも何度もありました。それでも感染症対策をとってやると判断した事業を実施し、また終了後、ひとりも感染者がでなかったと確認されるまで2週間ほどは気が休まらなかったと話していました。


ほんとうに長い間、お疲れ様でした。ありがとうございました。


本年度からは田中会長を先頭に新体制となります。わたしもPTA副会長として一部会員としてコミ協に所属しているのでできる限り参加、協力していきたいです。

2022年4月20日水曜日

「にいがたテーブル」若山裕伸さんを訪ねて


卵や牛乳、小麦などの食物アレルギーによってみんなと同じ給食が食べられない子どもたちがいます。日常生活や外食、学校の給食の時など多くの場面で注意が必要です。

そんな家族や本人が情報交換できるコミュニティ「にいがたテーブル」を主宰する若山裕伸さんを訪ねました。サイトでは食生活に関する悩み相談やアレルギー対応のお店など情報交換しているとのこと。

若山さんも子どもの給食の献立を確認して、アレルギーの心配がある日は代替食を持たせているそうです。また、就学旅行の時には行き先のホテルや食堂に直接、確認、相談して献立を調整したことも。

大阪市箕面市では低アレルゲン給食に先進的に取り組んでいるそうです。例えば、新潟市においても年に1日だけでもアレルギー対応の給食の日を作って、食物アレルギーについて知る機会を作るだけでも、いい食育になるのではと感じました。

わたしも引き続き勉強しつつ、議会での発言につなげて行きたいです。

にいがたテーブル:www.niigata-table.com

2022年4月10日日曜日

第7回角田山一周ハーフマラソン大会


きょうは第7回角田山一周ハーフマラソン大会に出場してきました。今年の参加者は823名。城山運動公園を発着し、角田山をぐるりと一周する約21キロのコースです。


あらためて角田山周辺の美しい自然と歴史、そしてスポーツを楽しめるイベントだと感じました。スタートしてすぐに竹野町の越後鶴亀の前や稲島宿では北国街道の歴史を、角田浜や五ヶ浜では日本海の景色を楽しめます。後半の五ケ峠〜福井の山道ではカタクリなどの山野草を見ながら走ることができました。ゴール後、中学時代の先輩に再会もできました。


沿道の応援や越王太鼓の演奏が励みになりました。準備、運営にあたった実行委員会の皆様、ありがとうございました!



記録証は感染症対策のためにウェブから各自ダウンロードでした。昨年より記録は落ちましたが、完走できて良かったです。

2022年4月8日金曜日

上所小学校の学校司書・菅祐子さんを訪ねて

モニターの写真は南極の氷を使って授業する様子


本物の南極の氷を使って、南極や環境問題について授業をしたら子どもたちもより関心が高まると思いませんか?


実際にそんな授業を行なっている学校司書がいると聞いて訪ねてきました。中央区の上所小学校の菅祐子さんです。


菅さんは学校図書館の機能を「読書センターとしての活動」「情報・学習センターとしての活動」「社会や将来につなげる活動」の3つ分けて捉えています。この3つ目の「社会や将来につなげる活動」を行う場としての学校図書館は菅さんが提案し、実践しているものです。


具体的には博物館と連携した「博学連携」の取り組みです。例をあげると新潟県立万代島美術館の「みんなのレオ・レオーニ展」「大地のハンター展」、新潟市水族館マリンピア日本海、新潟県立自然科学館と連動した図書の紹介とミニ展示、授業などです。そして、冒頭にあげた南極の氷を使った授業は、東京の船の科学館と連携して行なっているものです。


また、こうした授業は各学年の単元の進捗に合わせて行なっているので、授業との関連を踏まえたものになっています。本の魅力を伝えるだけでなく、授業の理解を支援し、学びが社会とつながるきっかけを作っているのが素晴らしいなと感じました。


訪ねた日は長男が春休み中だったので、いっしょに話を聞いてきましたが、車の中で「あの先生、本気で教えにいってるね」とコメント。授業の内容も素晴らしいですが、知ることの楽しみを本気で伝えようとしている菅さんの姿勢も、きっと子どもたちに伝わっていることと思います。


2月定例会では図書館について一般質問を行いましたが、引き続き関心を持って、現場を歩いて提言につなげていけたらと思います。