2022年9月28日水曜日

9月定例会一般質問

一般質問の様子

現在、開会中の9月定例会にて一般質問を行いました。

中原市長が2期目で取り組みたい重点施策、人口動態から予測できる各課題にどう向き合うのか、地域コミュニティをどう活性化していくのか、そして新潟の魅力をどう伸ばすのかなど伺いました。わたしからは「未来に向けた人づくり」「対話の場づくり」といった観点から、次代を見据えた市民協働を進めてもらいたい旨、提言、質問しました。

市政報告にてまた詳細を報告します。

通告内容

市議会は本日、9月定例会分議案の採決を行い、明日以降、令和3年度の決算審査が10月12日まで続く予定となっています。

2022年8月9日火曜日

世田谷区役所

世田谷区役所にて
高齢者福祉部よりレクチャー

市民厚生常任委員会で世田谷区役所を訪ねて、「世田谷区認知症とともに生きる希望条例」について話を伺ってきました。世田谷区は人口約92万人、うち認知症の方は約3万人と推定され、今後さらに増えていきます。そこで認知症の古いイメージを転換し、誰にとっても無関係でなく、また認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる取り組みを展開するためこの希望条例を制定したそうです。


条例制定にあたっては、認知症当事者にも検討委員会に入ってもらい議論を重ね、条例制定から施策の実施にあたっても認知症当事者が参画すること。認知症の人の意思と権利を尊重すること。誰もが認知症に備えられるよう「私の希望ファイル」に取り組むことなどの点を重視したそうです。条例制定以後、世田谷区内の企業や小学校等での講習会を開くなど啓発活動にも取り組んでいるそうです。


新潟市は世田谷区以上に高齢化が進んでおり、認知症への理解と備えを促すのは喫緊の課題となっています。世田谷区の施策を参考に、新潟市への提言につなげてまいります。

2022年8月8日月曜日

名古屋市健康福祉局

名古屋市役所にて
健康福祉局よりレクチャー

市民厚生常任委員会で、名古屋市役所を訪ねて「手話通訳者養成派遣事業」について話を伺ってきました。


名古屋市は人口約230万人。身体障害者手帳の所持者数は、約7万8000人です。うち聴覚障害の方は約6200人です。名古屋市では昭和61年に「聴覚言語障害者情報文化センター」を開設し、手話通訳者の養成、派遣、情報文化活動を行うなど、聴覚障害者が生活する上で必要な支援を行ってきました。手話通訳者の派遣は、市外への派遣、救急搬送時派遣なども行うなど先進的な取り組みをおこなっていました。


引き続き、新潟市の施策とも比較しながら、提言につなげてまいります。

2022年8月6日土曜日

岡山市保健福祉局

岡山市議会議場にて

岡山市役所にてレクチャー

前の投稿と同じ流れですが、市民厚生常任委員会の視察で、岡山市保健福祉局を訪ねて重層的支援体制整備事業について話を伺ってきました。重層的支援体制とは、ひとつの世帯などで、高齢者や障がい者、生活困窮、子育てなど複合的な課題を抱えた方を多機関、多部署が包括的に支援することです。


岡山市は岡山社会福祉協議会に委託し、相談支援包括化推進員を4名配置しています。推進員は、情報を整理し、世帯全体の課題を見える化。多機関横断的なケース検討会議の準備。適切な支援導入までの寄り添い。就労や居場所などへのつなぎ。などを行っています。


例えば、介護が必要な父と知的障害のある娘が経済的に困窮している8050世帯。多子で子の多くが知的障害を持ち、母は精神障害が疑われる生活困窮世帯。発達障害のある子が、難病・身体障害を抱える養母を介護する世帯。精神疾患を抱えた娘の浪費により家計破綻が危惧される7040世帯。高次脳機能障害が疑われ周りとのトラブルを繰り返す40代単身の累犯知的障害者。など、複合的な支援が必要とされる世帯へ多部署が連携して支援にあたれる体制を整えているそうです。


新潟市での現状をいまいちど確認、整理して、新潟市の福祉施策に反映していきたいと思いました。

2022年8月5日金曜日

豊中市社会福祉協議会

豊中市社協の勝部さん(前列右からふたり目)
 

視察の様子

新潟市議会市民厚生常任委員会の視察で、豊中市社会福祉協議会を訪ねてきました。コミュニティソーシャルワーカーの勝部麗子さんに取り組みの概要を伺ってきました。

豊中市社協では、コミュニティソーシャルワーカー(CSW)が福祉制度、地域資源、人材を結んで、制度の狭間でこぼれ落ちる人を生まない相談支援体制を構築しています。相談に来たひとの特技や能力などをCSWが見つけて、はじめは支援を受けていたひとが、いつの間にか支えるひとになっていくようにも促しているそうです。

約8000人がスタッフとして登録する住民見守りボランティア、空き家サロン、定年後の男性の居場所づくりである「豊中あぐり」、子ども食堂、フードバンク、早朝の公園へ出かけてホームレスの方に声をかけるアウトリーチ、ひきこもりの方もスタッフとして参加する便利屋事業などなど。多岐にわたる事業の一端をお伺いしました。

感染症の流行長期化で課題も山積していることかと思いますが、勝部さんからあまり悲壮感を感じることはなく、むしろ取り組みによって、ひとりひとりに役割と尊厳、居場所と希望を与え続けるんだという向日的な姿勢を感じました。そうした姿勢が町にもきっと前向きなメッセージを発していることと思います。

2022年8月4日木曜日

翔政会市政報告第5号の発行

翔政会市政報告第5号 表

翔政会市政報告第5号 裏


7月31日、所属会派の翔政会の市政報告を新潟市内全域の朝刊各紙に折り込み、発行しました。 折り込みは約20万部です。


今回は5月臨時会、6月定例会の振り返り、会派としての要望活動、犯罪被害者等支援条例の制定についてなどを報告しました。紙のもので読みたいという方がいれば、いつでもお声がけください。


他、市政に関するご質問、ご要望などありましたらいつでも声をかけてください。引き続き、地道に活動を重ねてまいります。

2022年7月18日月曜日

市政報告13号の折り込み

市政報告vol.13表
市政報告vol.13裏

7月17日の西蒲区内朝刊各紙に市政報告vol.13を折り込み、発行しました。6月13日から7月1日まで開催された6月定例会で可決された主な予算、事業について紹介しました。


地域の課題・要望を市政に伝えていくことも仕事ですが、市政・市議会での動きを地域になるべくわかりやすく伝えていくことも仕事のひとつです。市政報告の内容、他市政のことなど、質問などありましたらいつでもお声がけください。

2022年6月20日月曜日

市政報告12号の折り込み

1面
2面
3面

4面


6月14日、西蒲区内の朝刊各紙に市政報告第12号を折り込み、発行しました。今回は5月臨時会で審議、可決された事業、予算の一部について、また2月定例会で行ったわたしの一般質問の概要についてお伝えしました。一般質問は図書館運営に対するわたしなりの提案、角田山〜多宝山の自然保護と自然と調和した西蒲区の未来についてなど伺いました。


発行の度にすこしですが、まだお会いしたことのない方からメールが来たり、声をかけてもらったりします。難しい仕事に悩むこともありますが、こうしたあらたな出会いのひとつひとつに励まされます。


文字数も多くなっているので、紙のもので確認したいという方がいましたらいつでもお声がけください。ほか、市政に関するご質問などいつでもお寄せください。

2022年4月25日月曜日

岩室民俗資料館運営協力友の会総会

中央・山崎行夫会長、右・池田一秋岩室地区公民館長

4月25日、岩室民俗資料館運営協力友の会総会が行われました。来賓として招いていただき、一言だけ挨拶申し上げ、総会に参加してきました。


岩室民俗資料館は、民俗資料の収集、展示だけでなく、季節の室礼、民芸教室、企画展示、地域の小中学校へ教育活動などを行う施設です。また、それだけでなく地域の茶の間「いこてば」の会場としても施設を提供しており、地域コミュニティの活性化を支えています。


きょうは2021年度の事業報告、会計報告が行われた後、2022年度の活動計画が審議、承認されました。2022年度は、「間瀬の精霊飾り」の飾り付け、「棒遣い衣装展示」、「古地図展」などが計画されています。また、小中学生には昔の暮らしや遊びを伝える教育活動が予定されています。


総会終了後、展示を見て回りましたが、道具のひとつひとつから私たちの先祖の暮らしぶりが思い起こされ、いつまでも見ていられる気がしました。近くにくる機会があればぜひ立ち寄ってみてください。展示もよく整理されていますし、すこし前に『月刊ムー』に取材された記事もおすすめです。


資料館:https://www.city.niigata.lg.jp/nishikan/shisetsu/yoka/bunka/iwamuro_minzoku.htm

2022年4月24日日曜日

ブラニイガタ2022@白根

しろね大凧タウンガイドによるまちあるき

4月24日、まちづくり学校主催の「ブラニイガタ2022@白根」に参加してきました。ガイド役は、南区白根地区でまちあるきガイドを行っている「しろね大凧タウンガイド」の皆さんでした。

昭和初期に建てらた町屋の残存率が全国トップクラスであること、300年の歴史を持つ白根大凧合戦が市民の誇りとなったタコファーストなまちづくりが随所にあることなどをテーマに2時間半かけて白根のまちを歩きました。4と9のつく日に開催されている六斎市には行列のできる漬物屋さんもあるそうです。この日も前を通るとすでに売り切れていました。

町中には、まちあるきがいつでも楽しめるように各所に案内サインが設置されています。「しろねがわかるまちのどうぐ」という冊子をお店でもらうと場所もわかるので、じぶんのペースで歩くのもおすすめです。

白根大凧合戦は、今年は6月2日(木)~6日(月)の開催予定です。都合がつけばぜひお出かけください。

いつかゲストハウスぐーぐーに泊まって、ゆっくり白根のまちを歩いてみたいです。











2022年4月22日金曜日

岩室地域コミュニティ協議会定期総会に参加

左より鈴木浩行西蒲区長、沖野一前会長、田中弘信新会長

4月22日、令和4年度岩室地域コミュニティ協議会定期総会が開催されました。来賓として招いていただき、一言だけ挨拶を申し上げ、参加してきました。


総会では令和3年度の事業報告、決算報告ならびに令和4年度の予算、事業計画などが審議、可決されました。また、役員改選も行われ、沖野一会長から田中弘信新会長へと引き継ぎも行われました。


沖野会長は2010年からコミュニティ協議会の部会員として関わるようになり、2012年からは事務局長を7年、2019年から3年間会長職を務めました。12年間を振り返ってみるとコミュニティ協議会の事業も大きく変化してきたそうです。旧岩室村時代からの事業は「蛍と野外コンサート」のみで、あとは時代の変化にあわせて新規事業として取り組み、地域に定着させてきました。


中学校と連携した矢川灯籠流し、小学校と連携した駅前イルミネーションと防犯活動、地域のダンス教室と連携したSUNSETダンスフェスティバルin間瀬、旅館・ホテル・飲食店等と連携した岩室温泉ひな巡りなどがそれです。新たな挑戦を恐れず、さらにそれをしっかりと定着させてきた沖野会長はじめコミュニティ協議会の皆さんの仕事は地域にとって確かな豊かさをもたらしていると思います。


また、コロナ禍となってからは計画していた事業を中止せざる得なくなるなど苦しい判断を迫られることも何度もありました。それでも感染症対策をとってやると判断した事業を実施し、また終了後、ひとりも感染者がでなかったと確認されるまで2週間ほどは気が休まらなかったと話していました。


ほんとうに長い間、お疲れ様でした。ありがとうございました。


本年度からは田中会長を先頭に新体制となります。わたしもPTA副会長として一部会員としてコミ協に所属しているのでできる限り参加、協力していきたいです。

2022年4月20日水曜日

「にいがたテーブル」若山裕伸さんを訪ねて


卵や牛乳、小麦などの食物アレルギーによってみんなと同じ給食が食べられない子どもたちがいます。日常生活や外食、学校の給食の時など多くの場面で注意が必要です。

そんな家族や本人が情報交換できるコミュニティ「にいがたテーブル」を主宰する若山裕伸さんを訪ねました。サイトでは食生活に関する悩み相談やアレルギー対応のお店など情報交換しているとのこと。

若山さんも子どもの給食の献立を確認して、アレルギーの心配がある日は代替食を持たせているそうです。また、就学旅行の時には行き先のホテルや食堂に直接、確認、相談して献立を調整したことも。

大阪市箕面市では低アレルゲン給食に先進的に取り組んでいるそうです。例えば、新潟市においても年に1日だけでもアレルギー対応の給食の日を作って、食物アレルギーについて知る機会を作るだけでも、いい食育になるのではと感じました。

わたしも引き続き勉強しつつ、議会での発言につなげて行きたいです。

にいがたテーブル:www.niigata-table.com

2022年4月10日日曜日

第7回角田山一周ハーフマラソン大会


きょうは第7回角田山一周ハーフマラソン大会に出場してきました。今年の参加者は823名。城山運動公園を発着し、角田山をぐるりと一周する約21キロのコースです。


あらためて角田山周辺の美しい自然と歴史、そしてスポーツを楽しめるイベントだと感じました。スタートしてすぐに竹野町の越後鶴亀の前や稲島宿では北国街道の歴史を、角田浜や五ヶ浜では日本海の景色を楽しめます。後半の五ケ峠〜福井の山道ではカタクリなどの山野草を見ながら走ることができました。ゴール後、中学時代の先輩に再会もできました。


沿道の応援や越王太鼓の演奏が励みになりました。準備、運営にあたった実行委員会の皆様、ありがとうございました!



記録証は感染症対策のためにウェブから各自ダウンロードでした。昨年より記録は落ちましたが、完走できて良かったです。

2022年4月8日金曜日

上所小学校の学校司書・菅祐子さんを訪ねて

モニターの写真は南極の氷を使って授業する様子


本物の南極の氷を使って、南極や環境問題について授業をしたら子どもたちもより関心が高まると思いませんか?


実際にそんな授業を行なっている学校司書がいると聞いて訪ねてきました。中央区の上所小学校の菅祐子さんです。


菅さんは学校図書館の機能を「読書センターとしての活動」「情報・学習センターとしての活動」「社会や将来につなげる活動」の3つ分けて捉えています。この3つ目の「社会や将来につなげる活動」を行う場としての学校図書館は菅さんが提案し、実践しているものです。


具体的には博物館と連携した「博学連携」の取り組みです。例をあげると新潟県立万代島美術館の「みんなのレオ・レオーニ展」「大地のハンター展」、新潟市水族館マリンピア日本海、新潟県立自然科学館と連動した図書の紹介とミニ展示、授業などです。そして、冒頭にあげた南極の氷を使った授業は、東京の船の科学館と連携して行なっているものです。


また、こうした授業は各学年の単元の進捗に合わせて行なっているので、授業との関連を踏まえたものになっています。本の魅力を伝えるだけでなく、授業の理解を支援し、学びが社会とつながるきっかけを作っているのが素晴らしいなと感じました。


訪ねた日は長男が春休み中だったので、いっしょに話を聞いてきましたが、車の中で「あの先生、本気で教えにいってるね」とコメント。授業の内容も素晴らしいですが、知ることの楽しみを本気で伝えようとしている菅さんの姿勢も、きっと子どもたちに伝わっていることと思います。


2月定例会では図書館について一般質問を行いましたが、引き続き関心を持って、現場を歩いて提言につなげていけたらと思います。

2022年3月31日木曜日

翔政会市政報告vol.4の発行

1面

2面

3面

4面


3月31日付け発行の新潟市内新聞各紙に所属会派である翔政会の市政報告を折り込み発行しました。折り込み部数は約20万部です。


市政課題の大きな方向感を理解してもらえる内容になっているかなと思います。限られた紙面と時間のなかでの制作であるため個別具体の施策に関してもっと知りたい、こうするべきといったことはあると思います。ぜひお近くの議員に気軽にお声がけください。


文字が多いので、もし紙で読みたいという方がいましたらいつでもお声がください。

2022年3月8日火曜日

ジェンダーレス制服の導入について


新潟市議会2月定例会は2月17日から3月30日までの会期で議事が進んでいます。きょうで一般質問が終了しました。各議員それぞれの問題意識、提言はいつも勉強になります。


中央区選出の松下和子議員のLGBTQなど性の多様性の啓発についての質問が印象に残ったので紹介します。スラックスやスカートなど男女別の制服指定を選択性にするべきではといった趣旨でした。新潟市の答弁はこうでした。


「現在、本市の中学校、高等学校では校則の見直しが進められています。令和3年10月には、教育委員会が「校則の検証・見直しに関するガイドライン」を発出し、その中で、見直しの観点のひとつとして「ジェンダーの多様性に配慮し、男女間できまりの差を小さくし、可能な範囲で選択性を導入する」ことをあげました。令和4年2月の時点で、3分の1の中学校・高校が制服の男女の指定をなくし、選択性を導入しています。また、4割の学校が女子のスラックス着用を明記するなど、配慮が進んでいます。現在見直しを進めている学校も多く、今後この動きは広がっていくと期待しています

 男女の性差を感じさせないデザインのジェンダーレス制服は、いくつかの学校でも導入を検討していると聞いています。各校における校則見直しの過程で生徒、保護者、学校の合意形成が図れれば、導入していくべきだと考えます。


松下議員が実際に市民から寄せられたジェンダーについての悩みを紹介しながら質問。すると答弁にあたった池田浩教育次長も、かつての教え子と卒業後に会った時、ある教え子がジェンダーについて悩みを打ち明けたことがあったと発言。それに対して、同級生たちは冷静に、あたたかく受け入れた様子を見て、感動したことを紹介しました。


本当に多くのひとが差別や偏見に悩み、苦しんできて、いまも続いている部分は大きいと思います。それに対して、社会の変化はほんとうにゆっくりかもしれませんが、それでも少しずつ着実に変化していっているんだなと感じられた質疑でした。

2022年2月26日土曜日

市政報告第11号の発行

vol.11表

vol.11裏

市政報告第11号を明日2月27日の西蒲区内の朝刊各紙に折り込み、発行します。

今回は現在開会中の2月定例会で審議、可決された事業、予算の一部について紹介しました。2月21日に可決された令和3年度分になります。

文字数も多くなっているので、もしも紙で読みたいという方がいましたら気軽にお声がけください。他、市政に関する質問、意見などありましたらいつでもお声がけください。

2022年2月15日火曜日

手話はひとつの言語


「手話はひとつの言語である」

2月3日、議員有志にて新潟市手話言語条例についての勉強会が開催されました。新潟市手話言語条例とは、手話が言語であるとの認識に基づき、手話への理解の促進及び手話の普及に関する基本理念を定めたものです。

また、条例では市の責務として、「手話への理解促進や普及」「手話を使用しやすい環境の整備」「職員に対する手話を学ぶ機会の提供」「事業者が行う取組への支援」などが定められています。本市においては、聴覚障がい者が医療機関の受診や各種手続き、講演会などに参加する際に手話通訳者を派遣しています。また、手話通訳者の養成講座の開催も行なっています。

本市において聴覚障がいの手帳所持者数は、令和2年度で2,771人。うち65歳以上が2,304人と高齢化率は83.1%となっています。

約1時間ほどでしたが、あらためて勉強になりました。

勉強会では、各区役所に専任手話通訳者が1名ずつ配置されていると聞きました。

西蒲区ではどのような相談が寄せられているのか気になったので、きょう別件のついでに西蒲区役所の手話通訳者の方に会ってすこし話を聞かせてもらってきました。

西蒲区内には聴覚障がいがあり、手話で話される方が20数名いるそうです。

通訳者の方は、住民票や戸籍、衛生環境に関わる手続きなどの相談、病院への付き添い、国や県の事業に関する手続きにも相談に乗り、場合によっては窓口まで同行もしているそうです。この方は、10年以上、西蒲区役所に勤務しているそうで、親身に相談に乗っていることがよく伝わりました。

「手話を言語として使っている方は、やっぱり日本語の書面や言葉で話しても伝わらないことってあるんですよね。それがお互いに手話で話すとより的確に伝わるんですよ」と話していました。

「手話はひとつの言語である」、勉強会でそう聞いてはいましたが、より実感が湧きました。引き続き、現場の取り組み、状況をよく見聞きしながら活動していきます。

2022年2月12日土曜日

大澤昭一さん講演


2月10日、新潟市議会拉致問題早期解決促進議員連盟の勉強会が開催されました。今回は特定失踪者の大澤孝司さんの兄である大澤昭一さん(西蒲区)から議会に来ていただき、これまでの経緯などについて話を伺いました。


孝司さんは、1974年2月24日夜、佐渡の新穂村の路上で行方不明となりました。当時27歳、県農地事務所の職員でした。それから間も無く半世紀近くが経とうとしています。


昭一さんは「毎日、気持ちが変わる。北朝鮮による拉致だった。いや、なにかの事故だったんだろう。そう思いたい。いや、関連する情報を集めるとやはり拉致だったと思う。毎日、様々に思いを巡らせてしまう」と話していました。


昭一さんは、86歳になる現在も運動の前線に立ち、活動を続けています。大勢の前で1時間近くも話しをするのも相当に体力を使ったはずです。あらためて地方議会の現場からも拉致問題に関心を寄せ活動していくことの大切さを感じました。

2022年1月29日土曜日

市政報告第10号の発行

市政報告vol.101面
市政報告vol.102面
市政報告vol.103面
市政報告vol.104面

市政報告第10号を明日1月30日の西蒲区内の朝刊各紙に折り込み、発行します。


今回は12月定例会で審議、可決された事業、予算の一部について紹介しました。また、西蒲区議員団で行った令和4年度予算編成にかかる要望書の提出について。公共施設再編にかかる財政経営推進計画改定骨子について。新潟市児童相談所の現状について、などを掲載しました。


文字数も多くなっているので、もしも紙で読みたいという方がいましたら気軽にお声がけください。他、市政に関する質問、意見などありましたらいつでもお声がけください。


感染拡大により活動に制限があるため、市政報告にいつもより詳しく書いてお伝えしようと考えました。できないことも多いですが、いまできることを見つけて引き続き活動してまいります。