2022年2月12日土曜日

大澤昭一さん講演


2月10日、新潟市議会拉致問題早期解決促進議員連盟の勉強会が開催されました。今回は特定失踪者の大澤孝司さんの兄である大澤昭一さん(西蒲区)から議会に来ていただき、これまでの経緯などについて話を伺いました。


孝司さんは、1974年2月24日夜、佐渡の新穂村の路上で行方不明となりました。当時27歳、県農地事務所の職員でした。それから間も無く半世紀近くが経とうとしています。


昭一さんは「毎日、気持ちが変わる。北朝鮮による拉致だった。いや、なにかの事故だったんだろう。そう思いたい。いや、関連する情報を集めるとやはり拉致だったと思う。毎日、様々に思いを巡らせてしまう」と話していました。


昭一さんは、86歳になる現在も運動の前線に立ち、活動を続けています。大勢の前で1時間近くも話しをするのも相当に体力を使ったはずです。あらためて地方議会の現場からも拉致問題に関心を寄せ活動していくことの大切さを感じました。