2020年12月28日月曜日

新型コロナウイルス感染症に係る差別や偏見、誹謗中傷の根絶に関する決議

新型コロナウイルス感染症に係る差別や偏見、誹謗中傷の根絶に関する決議

新潟市議会12月定例会の最終日に全会一致で決議された「新型コロナウイルス感染症に係る差別や偏見、誹謗中傷の根絶に関する決議」の文書をアップしました。新潟市内においても「差別や偏見、心ない誹謗中傷」が発生していますが、決議文にあるように「思いやりを持って冷静に行動すること」が本当に必要だと思います。この年末年始も行動先の状況を把握しながら、感染症対策をとって過ごしましょう。引き続き、市議会としても感染症の拡大防止、社会経済活動の再興に向けて取り組んでいきたいと思います。

2020年12月19日土曜日

新潟平野における気候変動に適応した治水の方向性

安田浩保准教授
 

新潟市議会市政調査会の研修会で「新潟平野における気候変動に適応した治水の方向性」と題した講演がありました。講師は新潟大学災害・復興科学研究所の安田浩保准教授でした。安田さんからは近年の災害の傾向などを踏まえ今後の対策に必要なことなどを講演いただきました。

いくつかメモしたことを備忘録として残しておきます。

・昨年10月の千曲川氾濫の際は、新潟においても小千谷から大河津分水もいつどこで氾濫が起こってもおかしくない状況だった。
・大雨の翌日が晴れていたこともあり、土手には見物人が大勢いて危険だった。
・正常性バイアスが働いていた。
・新潟大学で河川工学を学ぼうとする学生ですら新潟市のハザードマップの認識率は低い。年度によってはクラスで知っている人がひとりもいない年もある。
・新潟市は昭和20年から平成19年までの間、約60年をかけて、海抜0m地帯に住宅街が広がってしまった。
・河川沿いは、海岸線と同じで津波の危険性もある。新潟市中央区、西区においても津波の到達が予想され、しかも水が引かないと予想される地域が広がっている。
・河川工学の専門家が減少している。リーダー候補となる博士が必要。仮説の構築とその自発的な検証、失敗を臆せずに実行できる勇気、環境に適合できる柔軟性をもった人物。
・ビックデータを活用し、水面から水底の高さを検出できる共同研究を進めている。洪水が起こった場合、川がどのように形を変えるかの予測につながる。
・阿賀野川で洪水対策と生態系回復を両立させる工法の河川改修を行った。五泉市三本木大橋から見える(←近いうちに見にいってみようと思います)

最後に新潟の治水の問題解決の鍵として、以下のことをあげていました。

20%の負担増加への低い関心と具体技術不足(温暖化による影響で河川への流入量が20%増加する)
・経済力、人口減少、担い手不足の三重問題
・いまだに自然災害への関心は高くない
・土地利用規制が必要になる
・公助から共助・自助の洪水対策への転換
・溜まりやすいから、溜めやすいへの視点の転換(田んぼダムの活用など)
・新技術の導入による被害の緩和が期待

ちなみに「阿賀野川自然再生モニタリング検討会」と検索すると安田さんが実際に関わっている事業の様子を知ることができる資料が見つかりました。

信濃川、阿賀野川は新潟の歴史・風土を語る上で欠かせないものです。様々な面から本市の暮らしと魅力の向上につながるよう引き続き勉強していきたいと思います。

2020年12月18日金曜日

男性の育児休業取得促進事業の増額補正

男性の育児休業取得促進事業パンフ


新潟市議会は12月議会が続いており、感染症対策をはじめ様々な議案の審査が行われいます。その中で本市がとくに進んでいる事業をひとつ紹介します。

市民生活部から上がった議案の「男性の育児休業取得促進事業」の増額補正です。この事業は新潟市内の中小企業に勤務する男性労働者が育児休業を14日以上取得した場合、その事業主と本人に奨励金を支給するものです。

[事業について]https://www.city.niigata.lg.jp/kurashi/danjo/worklifebalance/ikukyu/ikukyu.html

昨年度は労働者39人、事業主9人が利用しましたが、今年度は事業利用者の推移が約2倍となっており、予算を1,000万円を増額する予定です。本年度、本事業を利用した業種は、医療、福祉、介護、情報処理、建設、飲食、小売、不動産、運輸、タクシー、ホテルなど多岐に渡っています。

本市では平成20年度から本事業を始め、少しずつ周知を図りながら助成額の増額を行ってきました。数値としても本市の男性の育児休業取得率は上昇傾向にあり、昨年度は8.4%となっており、全国平均を上回っています。他の政令市と比較しても制度が充実している事業のひとつです。

企業、行政が一体となって子育てのしやすい環境を整えていく本事業はさらに進めていくべきだと考えます。明るい話題が少ないですが、こうした新潟市の良いところもしっかり捉えて、PRしていきたいと思います。

2020年12月8日火曜日

岩室温泉・田ノ浦温泉・角田山温泉あんしん宿泊割引キャンペーン


岩室温泉・田ノ浦温泉・角田山温泉あんしん宿泊割引キャンペーンの第2弾がはじまります。

新潟市民を対象に、宿泊費の半額(1人1泊あたり上限5,000円)を割り引くものです。宿泊対象期間は、1月4日〜31日。対象施設は、岩室、田ノ浦、角田山温泉の13施設です。予約は明日12月9日10:00から各施設へ電話、またはウェブサイトで申し込みできます。

各宿泊施設も感染症対策を十分とっていますが、利用される方も対策、行動等気をつけて、都合がつけばぜひご利用ください。

[詳細]http://www.iwamurokankou.com/shiminwari/

2020年12月6日日曜日

にしかん観光周遊ぐる〜んバス連携イベント

ぐる〜んバス連携まちあるき

西蒲区の事業としてスタートした「にしかん観光周遊ぐる〜んバス」が9月12日から弥彦村まで延伸されています。また、今月は連携イベントが開催されています。「ぶらり酒」「まちあるき」「弥彦山ロープウェイ」など両地域を結んだ企画です(チラシを1番下に載せました)

わたしも12月5日に開催された岩室温泉地区でのまちあるきイベントに参加してきました。子ども二人を連れて、約2時間ほど歩き、ぐる〜んバスに乗車して、いわむろやに戻りました。

西蒲区と弥彦村、行政区画に線引きはありますが、観光で訪ねる方にとってはひとつの地域ですよね。歴史、文化、自然・地理からみてもひとつの文化圏と言えると思います。

こうした取り組みがさらに深まっていくよう、議会でも発言していきたいです。地元の方でもまたあらたな楽しみを見つけられると思いますので、ぜひどうぞ。


薬師堂脇の彫刻

湯のさと公園近くの2本の杉

排水管の中の猫

ぐる〜んバスにて帰路へ

チラシ表

チラシ裏

2020年12月5日土曜日

「GoToいわむろキャンペーン」スタート

 


きょうから来年2月末まで、「GoToいわむろキャンペーン」がはじまりました。GoToイート券や新潟市の地域のお店応援商品券が使える店舗のマップを配布し、不定期開催で岩室芸妓の舞、越王太鼓の演奏が参加店舗で披露されます。さらに店舗間の移動にタクシーを利用すると割引が受けられるクーポンの配布もあるそうです。


詳しくは公式フェイスブックページ【リンク】で確認ください。


感染症対策に留意しながら、頑張る地域のお店を応援していきたいです。

2020年12月4日金曜日

まるごとサポーター養成研修へ

資料と会員証

西蒲区社会福祉協議会が主催する「まるごとサポーター養成研修」の2日目に参加してきました。前回の研修に引き続いて参加しました。

今回は、新潟市障がい者基幹相談支援センター西の相談員である丸山幸代さんが講師となり、「Communicationのしかた。」と題した講座でした。心身の不調や病気、障がいなどから生きづらさを抱えるひととのコミュニケーションをとる際、気をつける点などを伺いました。

様々なお話がありましたが、2点だけピックアップしてメモとして残しておきます。

会話を進める際のアドバイス。

・ゆっくり話す
・唐突な質問などの変化球を使わない
・話が終わるまで遮らずに聞く
・話題に枝葉をつけずシンプルに、短く
・いっしょにメモを取って確認しながら話をする
・言葉にしづらいことを問い詰めず、待つ
・落ち着ける場所(環境)で話す

ボランティアで支援活動を行う際のアドバイス。

・秘密を守る
・よい距離感を保つ
・できない約束はしない
・できないことは「できない」と伝える
・ひとりで抱え込まない

今回、登録したサポーターは、来年度から西蒲区社会福祉協議が行う様々な支援事業のお手伝いを行います。受講者は30名ほどで、登録に至った方は20名ほどだったでしょうか。

当事者の家族、福祉専門職だけで支えるのではなく、地域にもこうしてサポーターを増やしていく取り組みは市内では先駆的です。社協の若手職員の熱意ある取り組みだと感じました。

あまり力まず、無理のない範囲で事業に協力していけたらと思います。

2020年12月2日水曜日

コロナ禍における災害対策強化について

コロナ禍における災害対策の強化について資料


11月18日、新潟市議会災害対策議員連盟で「コロナ禍における災害対策強化について」と題した勉強会が行われました。新潟市危機管理防災局から感染症流行下の災害対策についての取り組みを伺いました。

上の資料に感染症流行下において、新潟市が進めてきた対策がコンパクトにまとめられています。危機管理防災局の職員からわかりやすくまとめていただきました。

また、下の資料には6月議会、9月議会に通った補正予算にて備蓄物資の増強が図られたものが一覧になっています。

備蓄物資の大幅な増強

新潟市のウェブサイト:https://www.city.niigata.lg.jp/kurashi/bosai/oshirase_ichiran/bosai20200430.html

にも詳しくまとめられています。

こんな時はどうしたらいいか、この仕組みについて詳しく知りたい等、ありましたらいつでもお声がけください。

2020年11月27日金曜日

『石瀬の街あるき No.25』に寄稿

石瀬の街あるき No.25


石瀬岩室史跡保存会が発行する『石瀬の街あるき』に寄稿しました。石瀬の和五郎家(棚橋家)とわたしの実家とのご縁について書きました。


2015年の夏、和五郎家の棚橋宏さんとの出会いから、わたしの実家の初代である小林玄順の娘・ナカが江戸末期に石瀬村の棚橋家に嫁いでいたことを知りました。棚橋さんに教えていただいたことと、家の実家に伝わる掛け軸とでちいさな記事をつくりました。


棚橋さんは東北電力を退職後、郷土史研究を続けていました。棚橋さんの文章は抑制が効いていて、事実を的確に積み重ねていくような印象をもっています。


ただ、残念ながら棚橋さんは昨年亡くなられました。生前、ご自身でまとめられた石瀬、岩室、西蒲原に関する小冊子を何種類かいただきました。そして、「今度、時間あるときにもうすこし伝えておきたいことがある」と話していましたが、かないませんでした。


今回、この会報紙の寄稿を機に、棚橋家にお邪魔して仏壇にお参りさせていただき、奥様に紙面をお渡ししてきました。棚橋さんの思いを継いで、わたしも研究、調査してみたい郷土史のテーマはいくつかありますが、いまはなかなか時間が許しません。まずは今回の紙面を天国で読んでもらっていたら嬉しいです。(もしもまた寄稿依頼があれば、多宝山中腹の石瀬地内にある賞翫滝、大滝、小滝といった滝について書きたいなと思っています。)


雑誌の取材・編集は「縁を結んで歩くこと」なのかもしれない、そう思い至ったひとつのエピソードです。そして、それはいまの仕事でも大切にしていることのひとつになっています。

2020年11月22日日曜日

山小屋の仕切り解体

仕切りの解体作業

解体した木材をちいさく刻む

きょうの午後から山小屋で地域の子どもたちといっしょにすこし作業しました。山小屋内の仕切りとデッキの仕切りを解体しました。

小中学生5人とおとな8人が足を運んでくれました。若い力があつまるとこちらが想定している以上に勢いがあり、思ったより作業が進みました。

自然のなかで子どもたちが体を動かし、野山を駆け回る姿はみているだけでなぜか気持ちがいいですね。引き続きこつこつと整備を進めていきたいです。

2020年11月21日土曜日

潟東樋口記念美術館にて「街道を歩く ~広重とともに~ 東海道五十三次絵巻展」

中原市長を囲んで。撮影時のみマスクをはずしています。


10月24日から12月6日の会期で、潟東樋口記念美術館にて「街道を歩く ~広重とともに~ 東海道五十三次絵巻展」が開催されています。当館が所蔵してきた江戸時代の浮世絵師・歌川広重の「東海道五十三次」蔦屋版がこの度、初公開されました。

きょう11月21日、中原市長からも来ていただき、いっしょに観賞してきました。

作品が残されてから約170年がたったとは思えないような色の鮮やかさ、とくに青の表現、また春夏秋冬、時の移ろう淡い表現はみていて飽きません。

12月6日までです。西蒲区巡りとあわせてぜひお越しください。

チラシ表

学芸員の宮沢さんが各所に丁寧な説明をつけてくれています。柔らかい表現でとてもわかりやすいです。

鎧潟に関する常設展示も面白いです

2020年11月20日金曜日

新津第一中学校へ

新津第一中学校

11月13日、秋葉区の新津第一中学校の授業を見学してきました。


この日は、総合的な学習の時間をつかって行われている「マイ・プロジェクト アイデア発表会」でした。中学2年生の生徒が、新津の商店街活性化に向けたじぶんなりのアイデアを地域の事業者に向けて発表する授業です。


電車の車両を店舗にする。費用は全国の鉄道ファンからクラウドファンディングで集める。シャッター一面にお店のひとの顔が分かるような案内板をつくる。空き家を活用したスイーツ店と新津スイーツの開発。SLの車両の色と合わせた洋服の企画。新津ヒーローの企画。昔の給食、お菓子を食べられるお店の運営、などなど...。生徒それぞれが地元のことを一度、自分ごととして捉え直して、様々な提案がありました。


商店街の理事長をはじめ地域の方々がいらっしゃっていましたが、こうした接点も将来、新津で働いてみようかなと思う、ひとつのきっかけづくりになると感じました。


今回は、中学時代の担任の松原大介先生が現在、新津第一中学に勤務されていて、お声がけいただきました。また、こうして再会できてよかったです。


引き続き、現場に足を運びながら教育のことも考えていきたいです。


中学の向かいはJR車両製作所

2020年11月19日木曜日

「新潟和納地区まちづくりプロジェクト」

ミーティングの様子


11月19日、西蒲区和納地区の約6,600坪の住宅用地にてはじまった「新潟和納地区まちづくりプロジェクト」のキックオフミーティングに参加してきました。わたしを含め付近にお住まいの方々はあの大きな看板が立っている宅地分譲予定地はどうなるんだろうと思っていたことと思います。


土地の所有者は、新潟土地建物販売センター株式会社です。代表取締役社長は川上創さん。西蒲区富岡出身で、いまは中央区で不動産業を営み、多くの従業員を抱える社長です。わたしの中学時代の陸上部のひとつ下の後輩にあたります。


分譲地内のランドスケープ設計、コミュニティスペース、戸建て住宅の設計監修は、株式会社石田伸一建築事務所。コンセプト提案、ソフト事業、各戸のアウトドアリビング空間の監修は株式会社スノーピーク。


上記3社が中心となって、あらたな街の開発を行うそうです。住宅用地は38区画(予定)。あわせて県道沿いには賃貸戸建て、商業エリアが設けられるとのこと。それぞれ全体の構想にあわせて、ある程度の建築、デザイン上の統一感をもって開発するようです。


きょうは、3社からプロジェクトの概要が説明され、分譲地の中心に設けられるコミュニティスペースの使い方、商業スペースの使い方などに関して、参加者のアイデアを出し合いました。来春の詳細発表とその後の売り出しまで、引き続き関係者とのワークショップ、地域への周知が行われるようです。


恐らくデザイン的に洗練された空間が生まれて、話題になることと思いますが、和納地区にすでに長く暮らしている方々ともなるべく調和がとれるよう、わたしにできる範囲で関われたらなと思います。


分譲予定地


イメージ図

2020年11月15日日曜日

山小屋の倒木処理

倒木処理の様子

今週末、山小屋で地域の子どもたちと倒木を切り倒しました。山小屋の屋根に倒れてかかっていた2本を切り倒しました。

枯れて山小屋に倒れかかっていた2本

ノコギリの練習中

今回は小学6年生の男子3人(と低学年、保育園児7人)が手伝ってくれました。学校の授業ではノコリギを使うことはほとんどないようでしたが、岩室温泉地区の大工さんの手ほどきを受けて、一生懸命、作業してくれました。

急遽予定したため、広く声をかけられませんでしたが、子どもと大人を合わせて16名が参加。今後はもうすこし先に活動予定をお知らせできるようにしていけたらなと思います。

また、山小屋での活動は身近な友人らに声をかけて、任意団体という形で活動していこうと思います。追って、各種SNSのアカウントを取得してそちらで情報発信していきます。

もしもこういった活動に関心のある方がいましたらお声がけください。山小屋とその周辺を案内させていただきます。

2020年11月11日水曜日

西蒲区社会福祉協議会「まるごとサポーター養成研修」

西蒲区社会福祉協議会

11月10日、西蒲区社会福祉協議会主催の「まるごとサポーター養成研修」に参加しました。ひきこもりをはじめとした生きづらさを抱えた方への支援を、社会福祉協議会の職員など関係機関と連携しながら行うボランティアサポーターの養成講座です。

今回は3つの構成でした。

区社協の古田島洸さんから事業の背景について、現在取り組んでいる居場所づくり「marugo-to」「marugo-to home」などの説明。おなじく区社協の渡辺卓也さんから「まるごとサポーター」についての説明。そして、新潟市ひきこもり相談支援センターの齋藤勇太さんからひきこもりに対する基礎知識と支援事例についての紹介がありました。

ひとことで「ひきこもり」といっても、一人一人が置かれている状況は多様で、なにを大切にしたいかも同様に様々あるとのこと。支援を行う際は、思い込みや偏見で決めつけないような心がけが必要だそうです。

渡辺さんが紹介していましたが、ある調査結果では生きづらさを感じている日本人の割合は60%、うち20代では80%。日本の年間自殺者は約2万人。中高年を含むひきこもりは推計で100万人。うつ病患者は約400万人。幸福度ランキングは62位で先進国中最低レベルだそうです。

それらの要因は複雑に絡み合っているので、すべてを解決するような単一の答えはないでしょう。ただ、複雑に絡み合った結び目をひとつでもほどけるよう、まずは身の回りの地域での活動に参加したいなと思いました。

古田島さんは「まるごとサポーター」事業の目的をレジメを用いてこう説明していました。

「社会構造の変化によって生じている社会で生きていくために自分の気持ちを押し殺して、社会に合わせて生きようとすることで生きづらさを感じている方に対し、地域住民が〈我がこと〉として考え、協力することで良き理解者となり、専門職と地域住民が協働することで自分らしく安心して暮らせるようサポートを行う=生き方支援≠就労支援。また、生きづらさを抱えた方それぞれの個性を生かし活躍できる地域、苦しい時に他人に助けを求めることができる、苦しければ安心して休養できる社会づくりを目的とする」

これはどこかからコピペしたものではなく、恐らく職員同士で話し合って、じぶんたちの意志を示したものではないかな、そう思いながら聞いていました。

岩室温泉の山小屋を訪ねてくれた複数の方が「こうした場でひきこもり、不登校支援もできそうだね」と話していたのを聞いて、わたしも関心を持ち、参加しました。来月の第2回の研修をへて、来年度からの活動を予定しているそうです。

[区社協]https://niigatanishikanku-syakyo.jp

2020年11月10日火曜日

第40回中之口地区総合文化祭へ

中之口先人館

10月31日、第40回中之口地区総合文化祭をみてきました。華道、写真、絵画、盆栽、染色など中之口地区の方々の作品が並びました。まだ来場者のすくない初日の朝1番で入場しましたが、どの作品からも表現する喜び、探求する喜びが感じられて、エネルギーをもらいました。また、来年の開催も楽しみにしています。

中之口マップ

こちらは先人館に掲示されていた中之口の観光マップです。

打越地区にある三十三体観音像は、打越浦川の河治近右エ門が、石瀬の種月寺の名僧に帰依し、西国の霊場33カ所を巡礼した後、安置されたものだそうです。当初は打越から石瀬の種月寺までの道筋に置くことを計画したそうですが、名僧の教えで、1649年にここに集められたとのこと。

歳時記番付表

さとことば番付表

こちらも興味深かったです。

2020年11月9日月曜日

西蒲区石瀬地区の森林管理について

種月寺

西蒲区石瀬地区の種月寺の紅葉が見頃を迎えています。歴史ある本堂との組み合わせに心が和みます。

きょうは種月寺に新潟県の地域振興局農林振興部の方がきて、石瀬地区の山林所有者に対して、県の補助制度を活用した森林管理事業の説明が行われました。また、新潟市からも農林水産部の担当者がきて森林環境贈与税を活用した事業についての説明がありました。

石瀬地区はかつて林業が盛んに行われていた時期がありましたが、木材価格の急落もあり、いまはその姿はほとんど見られません。ただ、伐採適期を迎えた木も多くあるようです。

先週、石瀬地区の副自治会長にお会いする機会があり、お声がけいただき、勉強のために出席させていただきました。知らないことばかりで大変勉強になりました。

森林は林業といった側面だけでなく、歴史・文化、教育・福祉、生物多様性の確保などの機能もあると思います。地域の宝である里山をこんごどのように利活用していくべきか、引き続き地域の方々とともに考えていきたいと思います。

2020年11月8日日曜日

新潟市立高志中等教育学校「起業プラン検討会」

正門より

10月29日、新潟市立高志中等教育学校の「起業プラン検討会」という授業を見学してきました。中学3年生にあたる学年の授業の一環で、生徒が関心のある社会課題について解決策と事業計画を発表するものです。

テーマは観光、教育、医療、交通、農業・食などグループごとに分かれ、それぞれに社会人のゲストがついて、発表に対する感想をもらい、意見交換が行われました。

こうした授業は、生徒それぞれが「問い」を見つけ、その解決方法を自分なりに仮説してみるという力を育むとてもいい取り組みだと感じました。課題の設定、現状の分析、解決法の提示など、大きな模造紙一枚にまとめて、じぶんなりの考えを発表、表現する姿がありました。

新規就農を促すには、里山と動物の共存、外来種の抑制、古町の活性化、スケートボードの事故について、残飯の利活用について、外国人にも住みやすい街にするにはなどなど、その内容に大いに刺激を受けました。

社会人ゲストは、新潟青年会議所、新潟ニュービジネス協議会、新潟ネットワークシステムをはじめ50名弱が集まりました。こうした社会人と学生の接点を増やす取り組みは、同校校長の上野昌弘先生をはじめ現場の先生方の情熱によって支えられています。

わたしも9月議会一般質問では、こうした学校と地域社会・企業との接点を、新潟市がコンソーシアムを設置して、取り組みを強化していくべきとの主旨で伺いました。学生の教育も学校だけに任せるのではなく、地域社会全体で取り組んでいくものという機運を高めていきたいと考えています。

高志中等にわたしが中学時代の担任の先生が勤めており、久しぶりに再会もでき懐かしかったです。引き続き、現場にお邪魔しながら提言してまいります。

2020年11月3日火曜日

五ヶ浜・間瀬地区の光ファイバー整備について

上・五ヶ浜、下・間瀬

西蒲区五ヶ浜・間瀬地区の光ファイバー整備については、来年度末までにサービスが開始される見通しとなりました。昨年の当選後、間もなくから両地域の方々より強い要望を受けて、その可能性を模索してきたのでほんとうによかったです。

間瀬地区では若手住民を中心に「間瀬未来会議」という地域のまちづくりを考える勉強会がはじまっており、そこでまとまった提言書を中原八一市長に会の代表である五十嵐健太さんといっしょにお届けしました。その時の様子は「市政報告 第5号」に掲載させていただきました。

また、五ヶ浜地区の方々からもいま現在困っていること、光ファイバー敷設後に取り組みたい活動などを伺い、わたしのほうでまとめさせていただき中原市長にお届けしました。

それらに先立ち、会派の先輩である中央区の伊藤健太郎議員とともに総務省を訪ねて国の動向を伺うとともに地域の要望をお伝えしました(その時のブログ記事)。伊藤議員にあらためて感謝いたします。ありがとうございました。

先週末に折り込まれた「にいがた市議会だより」でもわたしの9月議会一般質問のやり取りとして、その見通しが掲載されました。

11/1発行にいがた市議会だより

資材の低廉化、国の支援制度の拡充などもあり、この夏、両地域の契約意向の確認が再度行われ、通信事業者による敷設見通しが示されたとのことです。

9月議会一般質問でも質問、提言を行いましたが、新潟市にとって「海」のある暮らしは大きな魅力です。海岸地域独特の歴史・文化、流れる時間の豊かさ、ちいさな地域ならではの関係性は、本市のもつ強みとして守り、伸ばしていくべきだと考えます。

もちろん光ファイバー敷設がゴールではないので、その後の地域づくりについて、また地域の方々の声を聞きながらともに活動していきたいと思います。

2020年11月1日日曜日

山小屋での活動に関心のある方を募ります

岩室温泉地内の山小屋

岩室温泉地内の里山にちいさな山小屋と山林を購入しました。ここを拠点に教育、福祉、観光の分野で地域に開かれた場所として整備していけたらなと考えています。

地域の子どもたちの自然観察や観光にきた方の森林浴の場として、またはヨガや小さな音楽会ができる場などが考えられるかもしれませんが、まだ具体的なことは決まっていません。いまは友人、知人、またその子どもたちに声をかけて、掃除をすこしだけ始めたところです。

もしこういった活動に興味・関心のある方がいましたらぜひお声がけください。まずは山小屋に案内いたします。

2020年10月24日土曜日

潟東樋口記念美術館 街道を歩く~広重とともに~「東海道五十三次絵巻展」



西蒲区三方の潟東樋口記念美術館にて「街道を歩く~広重とともに~ 東海道五十三次絵巻展」がはじまりました。会期は10月24日〜12月6日です。

初日のきょうは例年より規模を縮小して、オープニングイベントが行われました。

当館所蔵の歌川広重「東海道五十三次」蔦谷版が初公開されていました。江戸・日本橋から京都までの旅路を54場面に分けて、版画で表現されています。色の深みや鮮やかさは約200年近く経っているものとは思えませんでした。

また、江戸時代の旅のたしなみだった煙管や煙草ケースの展示もあり、学芸員さんの展示構成の計らいも楽しめました。

西蒲区潟東地域へ、周辺観光とあわせてぜひお越しください。

2020年10月23日金曜日

岩室温泉にて勉強会

講師の髙島勝郎さん、板垣旅人さんを囲んで(撮影時のみマスクを外しています)

10月21日、西蒲区岩室温泉にて令和元年当選同期の市議会議員にて勉強会を行いました。新潟市は市域もひろく8区ごとに特徴も異なります。今回は、他の区の議員の皆さんにも岩室温泉の現状、課題、そして魅力を知ってもらう機会となり、たいへん有意義な時間となりました。

講師は岩室温泉観光協会の髙島勝郎会長とBar Ringのオーナー・板垣旅人さんにお願いしました。

髙島さんからは、感染症流行によって岩室温泉への来客、売り上げにどのような影響があったのか、新潟市の「あんしん宿泊割引キャンペーン」やGoToトラベルの効果・反応、そして岩室温泉として今後取り組みたいと思っていることなどをお話いただきました。髙島さんはゆもとやの社長でもありますが、具体的な旅館の売上推移、来訪地域の内訳、予約経路などほんとうに貴重な資料を提示してもらいながら実状を教えていただきました。

板垣さんからは、岩室温泉で主催してきた「酒と食のカーニbar」のこと、西蒲区全体を巻き込んだ「にしかんproject(仮)」のこと、そして自身のお店であるBar Ringの開業からこれまでのこと、などをお話いただきました。思いのこもった原稿を用意してもらっていて、板垣さんが話し終わると会場には拍手が響きました。

夜は「ほてる大橋館の湯」に全員で宿泊。翌日は個別に分かれて、周辺を散策して解散となりました。わたしも小さなお店やおすすめの場所などを案内しました。

西蒲区、岩室温泉、そして新潟市の観光政策にすこしでも声を反映できるよう、引き続き、地道に取り組んでまいります。今回の研修会を機に、他区の議員にも応援団が増えていったらなと思います。

2020年9月21日月曜日

令和2年9月定例会一般質問

登壇の様子


新潟市議会、令和2年9月定例会にて一般質問を行いました。

感染症拡大がわたしたちの社会にどのような変化をもたらすのかを、じぶんの考えを述べた上で、市長の考えを伺いました。その後、わたしからの提案として「農」「潟」「海」のある暮らしというテーマを設定し、本市の伸ばすべき点を質問しました。

また、地域と学校を結んだ教育事業について、児童虐待への相談・支援の取り組み強化について伺いました。それぞれ現場をじっさいに訪ねて、提言させていただきました。

議事録は12月定例会前に市議会ウェブにアップされます。

通告の内容は以下でした。

1=新型コロナウイルス感染症収束後を見据え、新潟市の未来像をどのように描くのか。豊かな自然環境を活かしたまちづくりを進めるべきと考え、以下3つの視点から伺う。

 ⑴ 感染症収束後を見据えた本市の未来像をどのように描くのか
 ⑵ 「農」のある暮らし
  ア 本市の魅力ある農産品のさらなるセールスを通じて、生産者の売り上げ増加を図るとともに、内需の喚起を図るべきと考えるが今後の計画は
  イ 農業に対する市民理解をさらに高めていくために農業サポーター制度、市民農園などの取組強化を図るべきと考えるが今後の計画は
 ⑶ 「潟」のある暮らし
  ア 「潟のくらし展」の企画・開催を通じて見えてきた本市の魅力とは
  イ 潟の環境をどのように活かしていくべきか、今後の計画を伺う
 ⑷ 「海」のある暮らし
  ア 五ヶ浜・間瀬地区の光ファイバー整備について
  イ テレビの難視聴地域にかかる辺地共聴施設維持費への支援について

2=地域と学校を結んだ教育について
 ⑴ 現状の取り組み、成果などを伺う
 ⑵ コンソーシアムを設置して体制強化を図るべきだと考えるが所見を伺う

3=児童虐待に関する取組・体制の強化について
 ⑴ 児童虐待が増加する中、児童相談所はどのような取組強化を行っているか
 ⑵ 児童相談所の人員増を図るべきと考えるが所見を伺う
 ⑶ 児童虐待の早期発見・予防に向けた本市の取り組みを伺う
 ⑷ 区役所の担当職員増、専門性の向上を図るべきと考えるが所見を伺う

以上です。

冒頭のやりとりだけ、わたしの読み原稿と中原市長のおおよその答弁を以下に紹介します。

「翔政会の小林弘樹です。

今年に入り、全国各地、そして世界中で新型コロナウイルス感染症の流行が続いています。新潟市においても感染症拡大を抑えるべく、中原市長をはじめとした対策本部、またPCR検査や濃厚接触者の追跡を行う保健所、医療や介護、教育や保育などの現場で働く方々にたいへんな負担が生じています。あらためて敬意とともに労いの意を表したいと思います。ありがとうございます。

通告に従い、一問一答にて市長ならびに教育長に順次、質問させていただきます。

さて、今回の感染症の流行拡大は、わたしたちの社会にどのような変化をもたらすのでしょうか。多くの業界・職種で売り上げの急減などあり、ネガティブな要素も多いものの、時代の大きな転換点と捉え、新潟市の今後の都市像を描き直すことはできないものか、考えを巡らせる毎日です。

わたしは、今回の感染症拡大が突きつけた大きな問題のひとつは、グローバル化した経済と新自由主義社会が孕む、リスクだと考えています。極端に言いますが、これまでの社会は、資本や商品、そして人々の移動を、より遠くに、より速く、より利益の上がる方へと導いてきたのではないでしょうか。大量生産、大量消費をもたらすこうした資本主義社会は自然環境の破壊、収奪によって成り立ってきました。

では、今回の感染症拡大を契機にもたらされる変化とはなにか。わたしはこんな風に考えます。人々の移動や消費は、顔の見える範囲、手や目の届く範囲で行い、人々の興味・関心も自分たち暮らす地域、足下の良さとはなにかを考えて行動する、そんな風な変化が生じると考えています。また、より多く、1円でも高い利益を求めるだけでなく、そこには安心や安全、持続可能性はあるのだろうかを加味する、そのような変化が生じると考えています。

新潟市においては、感染症収束以後を見据えた都市像やまちづくりの計画をについて、どのように描くのか、市長の考えを伺います」

「(中原市長答弁)首都圏などでの新型コロナウイルス感染者の急増は、大都市圏への人口集中のリスクをあらためて顕在化させ、人々の暮らしや働き方、社会経済活動などを見直す契機となりました。

これまでのグローバル化や大都市圏への一極集中といった方向性から脱却し、企業の本社機能や生産拠点、調達先といったサプライチェーンの分散移転が必要と考えます。

あわせて在宅勤務やテレワークの普及など、働き方を中心とした生活スタイルの変化により、大都市圏から地方への人の流れが生まれていくものと考えています。

本市は太平洋側の三大都市圏などと高速ネットワークでつながる日本海側の拠点都市であり、暮らしを豊かにする都市機能や、豊かな自然環境といった、田園と都市の共存によりもたらされる都市の多様性を有しています。

アフターコロナ時代の社会の変化を見据え、本市がもつ優位性を活かしたまちづくりを進めていきます」


「(答弁をうけて、ふたたび小林コメント)わたしは昨年9月定例会で、新潟市がとくに力を注いでもらいたいテーマを3つあげました。「農村文化」「湊町文化」「クリエーターの活躍」です。

1年経ちましたので、もう一度申し上げさせてください。

本市は市全域に点在する農村集落を基盤とする都市です。各集落には美味しいお米、野菜、果樹を生産する専業農家の方、兼業農家の方々がいます。こうした農家の方々が一定以上の収入とやり甲斐、誇りを持って農業に携わることができる街であって欲しいと思います。また、各集落ごとに伝わる伝統的なお祭りや風習、食文化も大きな魅力です。

2点目は「湊町文化」です。かつて北前船の寄港した本市は、湊町の面影が色濃く残っており、これらは重要な財産です。具体的には、唄や三味線、踊りなどの芸事を身につけた芸妓。料亭や酒蔵、発酵食。日本の伝統的な建築、庭園これらが揃うことによって魅力はさらに大きなものとなります。

3点目は「クリエーターの活躍」です。ここでわたしが言う、クリエーターとは、漫画やアニメ、芸術や音楽、舞台の分野で活動する表現者たち、デザイナー、そして起業家などの存在です。こうした人びとの果たす役割を昨年、「社会的なコミュニケーションの促進にある」と申し上げましたが、付け加えるなら、「新たな価値を創造する人びと」とも言えるかもしれません。

農村文化と湊町文化、クリエーターの活躍。感染症流行以前に申し上げたテーマですが、いまもその考えは変わりません。

ただ、今回は感染症流行という危機に際し、新潟市のもつ魅力、可能性を次にあげる3つのテーマで提言してみたいと思います。「農」のある暮らし、「潟」のある暮らし、「海」のある暮らしです。

安全性の確認された治療薬の開発、普及が進むまでの間、あと数年は、感染症の影響下で人々の行動は制限されるでしょう。この期間は、身近にあって磨くべき宝はなにか、手元、足下、身の回りを、もう一度見つめ直す時期ではないでしょうか」

このような現状認識に基づき、ここから3つのテーマに沿って、提案と質問を行いました。質疑の内容等もし気になればいつでも問い合わせください。

2020年8月29日土曜日

鼓童の山口幹文さんと再会

8月29日、西蒲区角田浜の妙光寺にて開催された送り盆にいってきました。檀家さんが中心になっておこなう行事で、今年は感染症対策のためオンライン中継が行われました。

妙光寺ウェブ:https://myoukouji.or.jp

院首の小川英爾さんにお声がけいただき、その様子をすこしだけ見学させていただきました。また、佐渡の鼓童・山口幹文さんとも数年ぶりに再会(2013)(2012)でき、貴重な機会となりました。

寺が死者と生者を結ぶだけでなく、様々なご縁を結ぶ場所であることをあらためて実感した日になりました。






2020年8月8日土曜日

新潟市議会農政議員連盟視察

7月29日、新潟市議会農政議員連盟の視察に参加しました。視察先は、JA新潟みらいの「しろね えだまめ選果施設」と赤塚地区のハウス団地でした。どちらも新潟市の「元気な農業応援事業」の補助を受けて設置された農業施設で、完成後の運用状況を伺ってきました。

えだまめ選果施設1

えだまめ選果施設2

色彩選別機。4Kカメラと赤外線機能でえだまめの傷や実が入っていないものを見分ける装置で、1時間に1,000㎏の選別能力を持っています。

えだまめ選果施設3

現在、71軒のえだまめ農家が同施設に出荷しています。これまでは各農家ごとに収穫後に選別、出荷作業がありましたが、この選果施設に持ち込めば袋詰めまで行ってもらえます。農家はその分の労力を生産量の拡大に向けることができます。実際に同地域での作付け面積は、2019年に40〜45ha、2020年に65haとなり、2021年には80haを見込んでいるそうです。

赤塚ハウス団地

赤塚地区のハウス団地では20等が整備され、3戸の農家で生産を行っています。3戸のうち一軒は若手農家で、ベテラン農家からの技術の伝承も目的のひとつだそうです。

生産しているのは大玉スイカ、抑制メロン、小松菜。ここで生産された抑制メロンは、9月中旬頃から新潟市内の原信、ウオロクなどのスーパーで購入できるそうです。ソレイユという品名で1,000円弱。糖度も16度ほどになることもあり、甘さに自信がある、と担当者。

引き続き、新潟の農業振興に向けて、現場を歩いていきたいと思います。