2020年12月18日金曜日

男性の育児休業取得促進事業の増額補正

男性の育児休業取得促進事業パンフ


新潟市議会は12月議会が続いており、感染症対策をはじめ様々な議案の審査が行われいます。その中で本市がとくに進んでいる事業をひとつ紹介します。

市民生活部から上がった議案の「男性の育児休業取得促進事業」の増額補正です。この事業は新潟市内の中小企業に勤務する男性労働者が育児休業を14日以上取得した場合、その事業主と本人に奨励金を支給するものです。

[事業について]https://www.city.niigata.lg.jp/kurashi/danjo/worklifebalance/ikukyu/ikukyu.html

昨年度は労働者39人、事業主9人が利用しましたが、今年度は事業利用者の推移が約2倍となっており、予算を1,000万円を増額する予定です。本年度、本事業を利用した業種は、医療、福祉、介護、情報処理、建設、飲食、小売、不動産、運輸、タクシー、ホテルなど多岐に渡っています。

本市では平成20年度から本事業を始め、少しずつ周知を図りながら助成額の増額を行ってきました。数値としても本市の男性の育児休業取得率は上昇傾向にあり、昨年度は8.4%となっており、全国平均を上回っています。他の政令市と比較しても制度が充実している事業のひとつです。

企業、行政が一体となって子育てのしやすい環境を整えていく本事業はさらに進めていくべきだと考えます。明るい話題が少ないですが、こうした新潟市の良いところもしっかり捉えて、PRしていきたいと思います。