2021年12月30日木曜日

西蒲区議員団にて予算要望


12月15日、西蒲区議員団にて令和4年度の予算編成に関する要望書を中原市長に渡してきました。要望事項は11項目あり、4人で分担しながら概要を市長に説明しました。

わたしからは「岩室温泉を中心とした広域観光圏の確立。2次交通、3次交通の継続実施」「和納2丁目地内の変形十字路の改良工事」「自然豊かな西蒲区の魅力を活かした移住促進事業」について説明しました。

他にも

・西蒲区役所の新庁舎整備について

・巻駅周辺整備事業の円滑な実施

・新潟中央環状道路、赤塚〜角田浜工区の早期整備

・潟東地区の廃校施設の利活用

・都市計画、農業振興地域整備計画の見直し

・海岸線の浸食、護岸対策

・西川の水量・水質の確保について

・入札制度の見直しについて

などについて各議員から要望しました。

地域を回っていると西蒲区はじめ北区や南区など周縁地域に対する施策の弱さについて意見を聞きます。西蒲区においては海、山、農、温泉、食と酒などがありポストコロナ時代の豊かな地域社会を示す可能性に溢れていると感じています。

引き続き、地道に地域を回りながら声を集めて議会で発言していけたらなと思います。市政に関する質問、要望などありましたら気軽に声をかけてください。

2021年12月15日水曜日

西蒲区五ヶ浜・間瀬の光回線開通

2021年12月13日より開通 


かねてより要望活動を行ってきた西蒲区五ヶ浜・間瀬地区の光回線が無事、開通しました。両地域の方々より切実な要望を受けて、関係各所に働きかけてきたのでほんとうに嬉しいです。


はじめて地域の方々から直接声をいただいたのは、2019年4月21日、集落のお祭り後の直会で、高屋ふれあいセンターで飲んでいる時でした。集落の若手にぐっと囲まれて、「どうにかならないのか」と切実な声を聞いたのがはじまりです。この時は、選挙直後で5月2日からの任期がはじまる前だったのでとくに印象に残っています。


5月に入り任期がはじまってからは、会派の先輩である伊藤健太郎議員にご指導をいただきながら関係各所に働きかけを行ってきました。総務省に同行させてもらったのも貴重な機会でした。あらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。


間瀬地区の五十嵐健太さんら若手グループや五ヶ浜地区のオーシャンリハ五ヶ浜を訪ねて、地域の声をまとめて中原市長に手渡し、市長からもNTTに働きかけを行っていただきました。その後、2020年9月定例会一般質問で質問をし、中原市長から敷設の見通しが立った旨の答弁をもらいました


そして、これを契機に間瀬地区では若手グループが地域の将来を考える座談会を開催するようになったのもまた前向きな話題のひとつです。光回線敷設がゴールではなく、その後の地域をどうしていきたいか、地域が主体的に考え、行動していくことがなにより重要だと感じています。引き続き、わたしも応援していけたらなと思っています。

2021年12月8日水曜日

新たな都心軸「にいがた2km」



12月2日、新潟市議会全員協議会が行われ、中原市長が進める新たな都心軸「にいがた2km」の進捗について報告がありました。2023年春から段階的に新潟駅高架化、駅前広場の共用がはじまるのに合わせて、新潟駅から古町地区の間、約2kmを「にいがた2km」と名づけて、まちづくりを行う取り組みです。

話を聞きながら、思いついたのが「いわむ6km」...。パロディで資料を作ったのが上です。岩室温泉の旅館・ホテルをチェックアウトした後、半日あったら見てもらいたい、体験してもらいたいおすすめポイントを紹介していくのとか面白そうだなと思いました。

きょうからはじまった12月定例会一般質問でも各議員からその具体を問う質問がありました。わたしは9月定例会の一般質問で意見を述べましたが、中心部が盛り上がることはもちろん大切な施策ですが、それと同時に周縁部にも注力した施策・展開を行うべきだと考えています。

今定例会では吉田孝志議員が同主旨の質問をするようなので楽しみです。

2021年11月27日土曜日

岩室駅前広場イルミネーション点灯式

Yallow Dance Studioのパフォーマンス

和納小学校3年生デザインのイルミネーション

鈴木浩行西蒲区による引き語りパフォーマンス

11月27日、岩室駅前イルミネーション点灯式が開催されました。来賓祝辞ということで一言だけ挨拶させていただきました。

毎年この時期になると岩室駅周辺がライトアップされ、駅を通るたびにホッとします。段々と地域の恒例イベントとして根付いてきたように思います。今年は和納小学校の児童が考えたイルミネーションデザインをもとにライトアップされています。

岩室地域コミュニティ協議会はじめ関係団体の皆様の尽力によるところが大変に大きいです。あらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。

イルミネーションの点灯式前にはYallow Dance Studioの皆さんがパフォーマンスを披露。保育園の子どもと年配のお姉様方とのコラボレーションダンス、小中学生クラスのレベルの高いダンスなどが披露されました。

コロナ禍により地域イベント等も軒並み中止となってきましたが、こうして地域コミュニティの活性化と多世代交流の場があることの貴重さをあらためて感じました。

点灯時間は17:00〜0:30で、2月27日まで点灯します。近くにくる機会があれば、ぜひ見てみてください。

2021年11月25日木曜日

岩室温泉「黒湯シリーズ」商品発表


11月24日、西蒲区岩室温泉の泉質にちなんだ新商品、黒湯シリーズの発表会が開催されました。饅頭、サブレ、ゆべし、ジェラート、入浴剤など。明日から旅館・ホテル、菓子店、いわむろやにて販売がはじまります。岩室芸妓のゆりさんと今回任命された岩室温泉観光大使と新商品PRに一枚。地域から前向きな話題が発信されてほんとに嬉しいです。

2021年11月18日木曜日

ゆいぽーと 河村啓生AIR成果展『落花帰根/「新潟農園」の夢』

作家の河村啓生さん

展示の様子。壁面のパネルもよく調べてあって面白かったです

新潟市芸術創造村・国際青少年センターゆいぽーとで開催中の河村啓生AIR成果展『落花帰根/「新潟農園」の夢』をみてきました。作家がゆいぽーとに長期滞在しながら作品制作を行うアーティストインレジデンスです。

今回、河村さんは戦前、東区山の下地区にあった「新潟農園」に着目。当時の様子を調べ、わかったことから着想して作品を制作しました。

新潟農園は昭和7年開業の大型農園で、チューリップの生産・研究・観光をひとつに集めた施設でしたが、昭和16年の開戦を控え、閉園となりました。現在の新潟火力発電所付近がその場所だそうです。

河村さんの解説によれば、チューリップは幕末にフランスから球根が持ち込まれたことがはじまりです。新潟では明治末頃から栽培がはじまり、商用として普及するのは大正時代。その後、海外輸出のための生産体制を築くための中核施設として新潟農園が設立されました。新潟のチューリップ生産者と財界人によって創業、開発された新潟農園は「東洋一の花園」とも呼ばれ大変な賑わいをみせたそうです。

新潟大学の地域映像アーカイブに残っていた新潟芸妓による「新潟をどり」も作品に投写されていました。

新潟の花卉園芸史とアート作品制作をかけ合わせたとても興味深い取り組みだと感じました。展示は11月23日まで。

ゆいぽーと : https://www.yui-port.com

2021年11月16日火曜日

没後80年夭逝の画家金子孝信と遺作の全て

展示会フライヤー
会場で販売しているポストカード。「秋の野の夕暮れ」(1936)


新潟市潟東樋口記念美術館で「没後80年夭逝の画家金子孝信と遺作の全て」が開催されています。会期がはじまってしばらく経つのですがようやく今日、見に行けました。

金子は、大正4年(1915)9月、中央区の蒲原神社の三男として生まれました。東京美術学校(現・東京藝術大学)を主席で卒業し、将来を嘱望されていましたが、昭和17年(1942)5月、中国にて戦死しています。享年26歳でした。

今回の展示会では、遺作のすべてを展示するだけでなく、画家の一生と時代背景も捉えた構成になっていて見応えがありました。

東京の街角を描いた絵も多くありましたが、フライヤーにも使われている「子守り」やポストカードになっている「秋の野の夕暮れ」など、田園地域の中にみる美しさを切り取った絵もありました。

同館にたどり着くまで、晩秋の越後平野の真ん中を車を走らせながら向かうのもまた金子の絵の世界とひとつづきになっているような気がしました。金子が切り取った田園地域の暮らしの美しさは現代もまだあるのかどうか、帰路に着く車内で考えていました。

2021年11月9日火曜日

ビニールハウスの居場所marugo-toへ

marugo-to 代表 岩崎典子さん(左)
ビニールハウス内で伸び伸びと過ごす

西蒲区松野尾でビニールハウスの居場所づくりを行っている岩崎典子さんを訪ねてきました。


岩崎さんは自宅の大型ビニールハウスを使って、2018年からmarugo-to(まるごーと)という居場所づくりを行なっています。すべてのひとが気軽に立ち寄れ、個性や経験を活かして過ごせる場所を目指しているそうです。


長く介護の仕事を続けてきたなかで、認知症の方々とその家族が地域のなかで安心して過ごせる場所がないと感じ、無いものは作ろう!と一念発起。西蒲区社会福祉協議会と連携しながら活動を立ち上げ、継続しています。


毎週月曜日に農作業や木工作業をやったり、またはなにもせずのんびり過ごしたりと各自が自由に活動しています。marugo-toは認知症の方々だけでなく、障がいやひきこもりなど、どんな方でも安心して過ごせる居場所を目指しています。


わたしもテーブルにまぜてもらい、いっしょにコーヒーを飲んできました。ちょうど目の前にいた方がシネ・ウインドの会員で、月刊ウインドをみながらオススメの映画について話してきました。


認知症になられた方とその家族が地域で暮らしていく際の現状と課題について、わたしなりに問題意識をもって活動していけたらと思いました。ありがとうございました。


marugo-to web : www17.plala.or.jp/marugo-to/

2021年11月8日月曜日

市政報告第9号の発行

市政報告vol.9 1面
市政報告vol.9 2面

市政報告vol.9 3面
市政報告vol.9 4面

市政報告第9号を発行しました。11月7日、西蒲区内の朝刊各紙に折り込み配布しました。


今回は9月定例会で行った一般質問の概要と9月定例会で審査、可決された議案の一部について紹介、報告しました。一般質問の前半ではじぶんなりにいまの時代状況を大きく捉えて、ポストコロナ時代の新潟市について提言しました。後半では、GIGAスクール構想や地域おこし協力隊といった具体的な施策について質問、提言を行いました。


文字数も多くなっているので、もし紙で読みたいという方がいましたら、送るのでいつでもお声がけください。他、市政に関する意見、質問などあればいつでも相談ください。

2021年10月30日土曜日

第41回中之口地区総合文化祭

毎年、盆栽も見られるのを楽しみにしています

中之口中学校生徒による創作

旧中之口村時代から約30年に渡って活動する手芸サークルゆりの会
豊永さんから説明いただきました。ありがとうございます。

第41回中之口地区総合文化祭を見学してきました。同地区内の華道、染色、陶芸、書道、写真、手芸などの市民サークルの展示発表会です。

表現する歓び、作る楽しさに触れるとこちらも前向きになれます。次女も連れていきましたが、会場のスタッフがあたたかく迎えてくれました。ありがとうございました。

会期は10月30〜31日。会場は中之口地区公民館、中之口先人館。

調べてたら第39回の【記事】もありました。

歳時記番付表
さとこ

どちらも先人館の掲示物。いろんな取り組みに発展しそうなヒントを秘めていると思い、いつも見てから帰ってます。

2021年10月27日水曜日

公園トイレ感染症対策事業

河間児童遊園

打越児童遊園

新潟市議会9月定例会では、「公園トイレ感染症対策事業」も審査、可決されました。飛沫拡散防止として洋式トイレのない公園のトイレを洋式化(フタ付き)にするものです。

市内で77公園111便器が更新されます。工事にあたっては市防災計画で一時避難所及び広域避難所として指定された公園が優先的に実施される予定です。西蒲区内では11公園が対象となっています。

わたしの市政報告でも紹介しようと思い、きょうの午前、現地確認のため河間児童遊園、打越児童遊園を見てきました。地元の方々が小まめに手入れされているのか、和式の古いトイレではありますがどちらも清潔にされていました。また、公園にも地元の方々による植栽もあり、地域コミュニティのあたたかさを感じました。

取り上げられる機会のすくない事業ですが、国の感染症対策臨時交付金を活用した新潟市の地道で、大切な事業だと感じたので紹介でした。

表1

表2

事業イメージ

2021年10月23日土曜日

里親体験発表会

10月23日、江南区文化会館で開催された里親体験発表会に参加してきました。新潟市が行っている里親制度の説明と実際の里親さん3名による体験発表が行われました。

里親制度とは、さまざまな事情のなかで家庭で暮らすことが困難となった児童を家庭に迎え入れ養育する制度です。実際に里親となる方だけでなく、社会全体で子どもを支え、育てていく機運が高まっていくといいなと感じました。

ノートに走り書きしたメモで、当日の様子をごく簡単に紹介します。

小林徳規所長より新潟市の虐待発生件数など現況などを含めた挨拶。

平成19年度に新潟市児童相談所が開設されたときの虐待対応件数は、年295件。新潟市の子どもの数が約13万人で、虐待の発生は1000人あたり2.2人。令和2年度の虐待対応件数は年1272件。子どもの数は11万3千人で、虐待の発生は1000人あたり、11.3人。

「地域のよき理解者になってもらえたらと思う」と小林所長。

里親養育支援児童福祉司 本田直己さんより制度概要について。

里親の種類、手当、要件、登録までの流れについて説明。

令和3年10月現在、新潟市には165組の里親の登録があり、47組の里親のもとで65人の子どもたちが生活をしています。新潟市の里親委託率は約60%と全国平均の約20%と比べると高水準ではありますが、乳幼児を短期間預かっていただける里親さん、中高生を受け入れてくれる里親さんなどまだまだ人手不足の状況だそうです。

「地域で頑張っている里親さんの応援団になってほしい」と本田さん。

里親体験発表としてひとり目のAさん。

家庭や社会に居場所のない子どもたちの力になりたいと60歳の頃に里親登録。長期ではなく、一時保護を専門とし3年半で13人の子どもを受け入れた。子どもの要求に応えること、認めてあげること、子どもの心が満たされること、微笑み返すこと、できるまで待つこと、一緒に遊んであげること、孫がひとり増えたと思って同じく接することなどを大切にしている。

ふたり目はYさん。

2歳の女の子を0歳の時から預かっている。身近に支援活動をしている人がいて関心があった。すべての子どもを社会で育てていくことに参加したいと思っていた。パートナーと子ども3人で暮らし、新しい日々を作っている。子どもを育てるというのは、未来を育てている気がして、自分の人生の豊かさにもつながっている。実子を小児がんで亡くした経験もお話しされていました。

3人目はIさん。

平成17年12月、中央児童相談所の頃に里親登録した。現在は3人預かっている。うち委託を受けているのは2人で、1人は社会人となり家から働きに出ている。社会人となった彼は、幼児の頃に保護され、ファミリーホームを経て、家に来た。昼夜逆転の生活や不登校、学校でのトラブルなどあったが、いつも自分はここにいるということを訴えていたとも思う。本人が一番苦しかったと思う。就職してからは疲れたぁと言って帰ってくるが、翌朝しっかり起きて出かけていく。いつも拍手を送っている。居場所が無い、学齢期の子どももたくさんいる。なにかひとつでもあたたかいものをあげることができたらと思う。みんなでいっしょに育てていくことが大切。

メモは以上です。

引き続き、本市での里親制度の取り組みが広く周知され、ひとりでも多くの子どもたちが安心して暮らし、成長できる街になるよう活動していきたいと思いました。

2021年7月23日金曜日

新潟大学にて非常勤講師


7月14、21日、新潟大学にて授業2コマを担当させていただきました。主に人文学部3年生約200名弱を対象にした「キャリア形成」という授業です。


2016年度から前期日程の非常勤講師として通って今年度で6年目でした。気づけば小学校生活と同じ長さになりましたね。


1コマ目は雑誌の創刊に至った動機、起業〜創刊の頃の様子、企画編集の着眼点など。2コマ目は編集者としての経験を経て、市議会議員選挙に立候補するに至った経緯、市議会議員の仕事をこんな風に捉えて、日々こんな活動をしているよ、などお伝えしてきました。


わたしの場合は学生時代から「起業家精神を学んで、いつか起業するんだ」ということもありませんでした。約3年ほどの社会人生活のなかで、「わたしたちひとりひとりの生き方や暮らし方まで、資本の論理やマーケティングされた価値観のなかで、選択してしまっているのではないか。それに抗いたい。それらとはべつの価値観を示せるような媒体、雑誌を作りたい」という、衝動に駆られて起業に至りました。なぜわたしにそんな衝動が湧き上がってきたのか、毎度、うまく説明できませんが、持てる言葉を尽くしてお伝えしてきました。


その後、約10年ほど編集者としての経験を積みながら、その経験を西蒲区、そして新潟市のために活かしていく方法のひとつとして市議会議員という仕事を意識するようになりました。ここでもまた市議会議員になるために雑誌編集者というキャリアを積んできたわけではありませんが、いま、このタイミングで、西蒲区、新潟市を見渡した時、それが自分の使命ではないか、という思いがありました。


どちらの仕事でも「縁を結んで歩くこと」は大切にしていることのひとつかもしれません。


新潟を拠点に起業する学生、地方議会議員として挑戦する若者・女性が増えて欲しいなと思います。いつも通り朴訥としたしゃべりの授業だったとは思いますが、どうか一言でも学生の胸のなかに言葉が残り、いつかの決断や行動を後押しすることを願ってやみません。


ありがとうございました。

2021年6月16日水曜日

フードバンクしばたの土田雅穂さん


フードバンクしばたの土田雅穂さんを訪ねてきました。

フードバンクしばたでは、母子家庭や貧困世帯への食料・生活雑貨等のフードバンク支援、制服やランドセル等の就学準備支援、家電のリサイクル支援、学習支援、ママの居場所づくり、訪問型病児保育などを行っています。フードバンク支援は現在、約260世帯に月2回の配布を行なっているそうです。

そうした事業を支えているのは、20数名のボランティアスタッフと多彩な職種で構成された運営委員、新発田市内を中心とした協賛企業です。地域の総合力で支援の輪が広がり続けているのが印象的でした。

そこには、なにより土田さんの覚悟があります。耳目を集めるだけでなく、継続させることの大切さ。「助けて欲しい」の声に絶対に耳を傾けること。スタッフの判断を信頼すること。土田さんはもともと行政職員ですが、いまは一定の距離をおいているからこそ出せる柔軟性とスピード感。そして事業を楽しむこと、などなど大いに刺激になりました。

今回は、南魚沼市議の桑原たまみさん、新潟市議の小野照子さんがもともと予定していた視察に急遽、わたしも同席させていただきました。ありがとうございました。

あと、土田さんと久しぶりに粟島の話もできて良かったです。

2021年6月15日火曜日

フリースクール・ロビオキの野口治さん

ロビオキの野口治さん

フリースクール・ロビオキの野口治さんを訪ねてきました。野口さんは西区松海が丘で子どもたちの居場所づくりの一環としてフリースクールを経営しています。

「不登校やひきこもりはどんな家庭でも起こりえることです。じぶんの教育やしつけに問題点を探したり、学校や担任の先生を責めたりする前に、まずは子どもが安心して過ごせる場所、立ち止まって考えることのできる時間を作ることが第一」だと話していました。

新潟市立の小中学校では様々な理由で約1,000人が不登校となっています。不登校の傾向がある生徒を含めるとさらに数字は増えます。

野口さんは新潟市フリースクール等連携協議会の会長も務めており、学校とフリースクール、家庭との連携強化に向けて尽力してもらっています。コロナ禍やGIGAスクール構想など子どもを取り巻く環境は日々、変化しています。「緊急性を要する子どもも増えている。こうしたフリースクールを増やしていきたい」と野口さん。

すこしの時間お邪魔しただけですが、保護者の相談に応じたり、子どもたちひとりひとりに声をかけたりと忙しそうでした。夜はその場所で経営している学習塾の先生に...。公的支援が少ない中、現状では個人の熱意に拠るところが大きいと感じました。

じつは野口さんからは先日、私の山小屋のゴミ出しを手伝ってもらいました(忙しい中、2週続けてありがとうございました)。里山という環境が子どもたちの遊びと学びの場になるようであれば、私も喜んで協力していこうと思います。

2021年5月28日金曜日

岩室温泉観光事業者との要望活動

 


岩室温泉観光協会、旅館組合、芸妓組合とともに中原市長に要望書を提出しました。感染症の流行長期化により、観光事業者はじめ関連事業者はたいへん厳しい状況にあります。ワクチン接種の円滑な実施を求めたうえで、誘客推進策の実施、岩室芸妓の活動支援、感染防止設備に係る補助等を要望しました。

要望には同じく西蒲区選出の水澤市議、土田市議、そして私も地域の応援団として同席させていただきました。事業者の方々がどうか希望を失わず、この難局を乗り越えていけるよう切に願っています。

2021年5月6日木曜日

ボランティア清掃活動支援事業




連休中のある朝、友人から連絡がありました。「近所の河川敷を掃除したんだけど回収してもらうことはできないのかな」。遠出等難しい日々ですが、彼は家族3世代で河川敷の清掃を1時間ほどしたそうです。

わたしからは「ボランティア清掃活動支援事業」について伝えました。これはボランティア清掃を実施する団体(個人の申請可)に対して、ごみ袋の提供、ごみはさみの貸し出し、集めたごみの回収を行うものです。他の補助制度に関してはボランティア清掃ガイドブックにまとめられており、区役所では区民生活課が窓口になっています。

つぎにやるときは家もいっしょに参加しようと思います。

2021年4月30日金曜日

高齢者のワクチン接種に係るタクシー代の補助制度を要望



4月30日、新潟市議会商業振興議員連盟にて「ワクチン接種・感染拡大防止策へのタクシーの活用と補助制度等についての要望」を中原市長に提出しました。内容は、高齢者のワクチン接種に係るタクシー代の補助を行うことと、感染が疑われる客を乗せるためのタクシー車両の改良に係る経費補助を行うことです。

新潟市においては、5月下旬から新型コロナワクチン接種が75歳以上または基礎疾患のある65歳以上の方々からはじまります。ワクチン接種を円滑に進めていくことは感染症早期終息に向けた大きな鍵となります。

ただ一方で、ひとり暮らしの高齢者や公共交通機関のすくない地域の方々にとっては、医療機関までの交通手段がひとつの課題となっています。わたしも地域を回っていて、「医者までいくの大変らし、受けなくてもいいかな」という声を複数伺いました。タクシー代の補助を行うことでひとりでも多くの高齢者の方々がワクチン接種に足を運んでいただけたらと思います。

また、コロナ禍においてタクシー業界もたいへん厳しい状況にあります。ワクチン接種会場への交通手段として、タクシーを利用していただくことにより、すこしでもタクシー業界への支援となることを願っています。

2021年4月26日月曜日

岩室民俗資料館運営協力友の会総会



4月26日、新潟市岩室民俗史料館運営協力友の会総会に出席させていただきました。当館では西蒲区内の民具の収集・保存、企画展や体験教室、学校の授業への協力などを行っています。友の会の有志らがその企画・運営を行っています。

この日の総会では前年度と次年度の活動報告が行われました。わたしも以前から取材の際には下調べ等で大変お世話になっている史料館です。最近も依頼された原稿を書くのに民具の写真を撮らせていただきました。

現在も旧家などが解体される際には民具として貴重なものを収集しています。少し前は角海浜集落の民具もここに移されて保管されることになったそうです。

友の会のみなさんが定期的に手を入れていただいているおかげで、展示がすっきりとしていると思います。野鍛治の道具、漁具、農具、生活雑貨などが揃っています。とくに西蒲原地域にかつて多くいた野鍛治の道具を保存・伝承していくことは郷土史にとっても大きな意義があると思います。風を火床に送る鞴(フイゴ)をつかった野鍛治の実演も以前に行ったそうです。

近くにくる機会がありましたらぜひ寄ってみて、スタッフの方にいろいろと尋ねてみてください。大きな言葉で書かれた歴史書ももちろん重要ですが、ここでは日々の小さな言葉、生活の積み重ねで磨かれた民具の美しさを感じられることと思います。



2021年4月25日日曜日

中之口地区「呼いこい車」を見学


先日、中之口地区で高齢者のフレイル予防と健康寿命延伸のためのレクリエーション活動を行っている「呼いこい車健康クラブ」を見学させていただきました。コロナ禍で外出や運動の機会も減少していますが、同クラブでは感染症対策をとった上で、できる範囲で身体を動かしながら体力維持を図っています。


中之口地区出身の横綱・羽黒山にちなんだ四股踏みやグループに分かれたゲームなどを実際にわたしもいっしょに体験させていただきました。みなさんの横顔をみながら、なにより気持ちの面でプラスの働きが大きいのかなと感じました。


4年前に世話役の田村光治さんら市民主体で立ち上げた活動です。運動メニューに関しては、新潟県レクリエーション協会の渡辺耕司さんの助言をもらいながらプログラムを練っています。渡辺さんが定期的に体力測定を行なっているそうですが、気持ちの面だけでなく、数値の面でも体力の維持・向上が見られているそうです。


新潟市では地域包括ケアの取り組みの一環として「地域の茶の間」事業を全市展開していますが、こうした運動機能の維持・向上といった側面からもさらなる充実が図れるのかもしれないなと感じました。




日本レクリエーション協会の会報にも活動が取り上げられたそうです!

2021年4月18日日曜日

角田山一周ハーフマラソン大会に出場



4月11日、角田山一周ハーフマラソン大会に出場し、無事、完走しました。去年も申し込んでいましたが、中止となり今回初参加が叶いました。

海と山の美しい景色を楽しみながら、身体を動かせるのは西蒲区の大きな魅力です。感染症対策をとりながら企画、運営にあたった実行委員会の皆様、地域のボランティアの方々、ありがとうございました。

普段は運動する習慣はありませんが、2月から週1回1時間程度のジョギングとストレッチをはじめ、なんとか身体を調整できました。親戚の友春さんのアドバイスも助かりました。せっかくなので習慣化できたらなと思います。

2021年4月2日金曜日

天狗の谷の水芭蕉





3月28日、西蒲区・北国街道まち歩きガイドの会主催のまちあるきに参加してきました。今回のテーマは「仁箇萬福寺 だるま天井絵と天狗の谷の水芭蕉」でした。


柿団地のなか、天狗(てぐり)の谷と呼ばれる場所の水芭蕉の群生はとてもきれいでした。西蒲区のおすすめの場所がひとつ増えました。また、萬福寺と石瀬・種月寺の関係も興味深かったです。


感染症の流行下でひとりひとりの行動に注意が必要ですが、対策を取りながらこうして地元のことを知れる機会はたいへんありがたいです。子ども連れで参加したので騒がしかったと思いますが、あたたかく対応いただいたガイドの会の皆様、西蒲区産業観光課の皆様ありがとうございました。