2020年8月8日土曜日

新潟市議会農政議員連盟視察

7月29日、新潟市議会農政議員連盟の視察に参加しました。視察先は、JA新潟みらいの「しろね えだまめ選果施設」と赤塚地区のハウス団地でした。どちらも新潟市の「元気な農業応援事業」の補助を受けて設置された農業施設で、完成後の運用状況を伺ってきました。

えだまめ選果施設1

えだまめ選果施設2

色彩選別機。4Kカメラと赤外線機能でえだまめの傷や実が入っていないものを見分ける装置で、1時間に1,000㎏の選別能力を持っています。

えだまめ選果施設3

現在、71軒のえだまめ農家が同施設に出荷しています。これまでは各農家ごとに収穫後に選別、出荷作業がありましたが、この選果施設に持ち込めば袋詰めまで行ってもらえます。農家はその分の労力を生産量の拡大に向けることができます。実際に同地域での作付け面積は、2019年に40〜45ha、2020年に65haとなり、2021年には80haを見込んでいるそうです。

赤塚ハウス団地

赤塚地区のハウス団地では20等が整備され、3戸の農家で生産を行っています。3戸のうち一軒は若手農家で、ベテラン農家からの技術の伝承も目的のひとつだそうです。

生産しているのは大玉スイカ、抑制メロン、小松菜。ここで生産された抑制メロンは、9月中旬頃から新潟市内の原信、ウオロクなどのスーパーで購入できるそうです。ソレイユという品名で1,000円弱。糖度も16度ほどになることもあり、甘さに自信がある、と担当者。

引き続き、新潟の農業振興に向けて、現場を歩いていきたいと思います。