2019年11月27日水曜日

全国中学生人権作文コンテスト県大会

私から僕へ。僕から自分へ。

自意識の沼に沈降しそうな時、〈朗読〉が、〈読むこと〉が、その救いになった好個の例だと思いました。

全国中学生人権作文コンテストの県大会優秀作が2019年11月21日の新潟日報朝刊に掲載されました。西蒲区から巻東中3年の渡辺凪咲さんの作文が「新潟地方法務局長賞」を受賞し、掲載されました。

自己形成のはざまで揺れ動く心情と、友人が声をかけてくれていっしょにやった朗読の体験が書かれています。〈読む〉ことの効用を端的に示した貴重な体験だと思いました。

また、その機会を友人が作ってくれたという友情も素晴らしい経験だと思いました。

「既成概念や偏見というフィルターを通さず、自分の目で真っすぐに他を受け止める。その上でその人生と交わるか避けて通るかは自由だ」

渡辺さんの感性に学ぶところが多かったです。