2019年6月14日金曜日

令和元年6月議会がはじまりました

アニマルウェルフェア勉強会

6月13日から7月3日までの日程で令和元年度6月議会が始まりました。これから本会議(一般質問)、各常任委員会、特別委員会にて市政に関する様々な議案が審議されていきます。きょう14日正午が一般質問の通告書の締め切りでした。わたしも質問の機会をいただいたので、提出。その後、質問内容を担当する部署の課長が次々と会派室に来て、質問内容の擦り合わせを行いました。

また、質問の順番を決めるくじ引きも行われました。くじ引きを引く順番をくじ引きで決めた後、本番のくじ引きを。

1回目は「8」。

2回目は「18」。

「会派の代表者質問が最初にくるので、いま引いた数に6を足してください」とのこと。

結果、わたしの順番は「24」。

つまりトリでした...。前半戦にやって早く落ち着きたいな、と念じて引いたのに。5月24日の夕方頃の番になりました。質問内容と合わせ、おおよその時間がわかったらまたお知らせしたいと思います。

13日は議会・委員会終了後に議員有志による「アニマルウェルフェア『動物愛護』から『動物福祉』へ」と題したミニ勉強会があったので、参加。新潟動物ネットワーク(NDN)の岡田朋子さん(写真前列左から2番目)を講師に迎え、新潟市の現状や取り組みについて話を伺いました。

アニマルウェルフェアとは「畜産動物が最終的な死を迎えるまでの飼育過程のなかで、ストレスから自由で、健康的な生活ができる状態にあること」を意味するそうです。

岡田さんが活動をはじめるきっかけは東清掃センターで犬も猫もまるでゴミのように殺処分される様子をみたことだといいます。NDNでは、野良猫や犬などの不妊去勢、譲渡会などを行い、その啓発・普及に努めています。

新潟市の平成30年の猫の保護収容数は約730匹。うち半分が殺処分、もう半分が譲渡や返還されたそうです。合併直後に数字が上がったものの近年、減少が続いています。新潟市では飼い主のいない猫の不妊去勢手術に対する助成制度額が上がったり、助成件数も上がっているそうです。

新潟市やNDNの啓発・保護への取り組みが結果に表れているようです。

市内の約半数の小学校で動物が飼育されていますが、職員研修を行ったり、学校ごとに担当獣医師がいたり、また毎年6月には担当獣医師が学校に出向いて健康診断、飼育指導も行なっているそうです。これは全国的にも先進的な取り組みとのこと。

そういえば、いまから4年前の夏、息子をよく白山公園に連れて行った時期がありました。

今回の話を聞きながら、ゲージにひとり残された、猿の太郎の寂しそうな背中を思い出しました。