2019年6月27日木曜日

月刊ウインドにみなとぴあ館長インタビュー


先日、所用にて新潟・市民映画館シネ・ウインドに行ってきました。Life-mag.の取材でもお世話になった映画館です。

名前で勘違いされることもありますが、「新潟市」が運営する映画館ではなく、「市民」が出資・運営する映画館で、助成金等は入っていません。

映画館が発行する会報『月刊ウインド 7月号』には新潟市歴史博物館みなとぴあの伊東祐之(すけゆき)館長のインタビューが掲載されています。

江戸時代の百姓の研究が専門で、県史、市史の編纂にも携わりました。2018年からみなとぴあ館長を務めています。

記事では、新潟の特徴や課題を語っています。わたしが箇条書きにした引用が以下です。

・新潟の商人は他都市に比べて新陳代謝が激しい。
・他所から来た人が商売の中心を担い、次々と新しい商人に勢力が移っていく。
・海と河を結ぶ地理的優位など、経済環境が恵まれているが故に、あまり頑張らないのかもしれない。
・外から人を受け入れることに寛容で、もてなす心がある。
・町を新しい人に託し、保守的でなく、固執しない。
・自ら展望を持たず、人に頼ってしまいがち。
・昔の古町は職住一体。今後も生活者がつかう町に計画的に開発を。

など。ぜひ記事も読んでいただけたらと思います。

新潟市歴史博物館みなとぴあ http://www.nchm.jp
新潟・市民映画館シネ・ウインド https://www.cinewind.com