市政報告第6号を発行しました。1月24日の西蒲区内の朝刊各紙約1万5千部に折り込みました。
今回は令和2年9月定例会で行った一般質問の概要を掲載しました。感染症収束以後を見据えた新潟市の未来像、地域と学校を結んだ教育について、児童虐待への体制強化についてなどの質疑です。
数件ですが反響の声もいただきました。引き続き、地道に着実に活動を積み重ねていきたいと思います。
市政報告第6号を発行しました。1月24日の西蒲区内の朝刊各紙約1万5千部に折り込みました。
今回は令和2年9月定例会で行った一般質問の概要を掲載しました。感染症収束以後を見据えた新潟市の未来像、地域と学校を結んだ教育について、児童虐待への体制強化についてなどの質疑です。
数件ですが反響の声もいただきました。引き続き、地道に着実に活動を積み重ねていきたいと思います。
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意見交換の様子 |
感染症流行の長期化により新潟市内の小売店、飲食店等の商店主らも非常に厳しい状況となっています。現状と要望を伺うため、1月18日、新潟市内商業団体と市議会商業振興議員連盟の役員とで意見交換会が行われました。この日は、新潟市商店街連盟、NICE新潟、新潟中心商店街協同組合の役員の方々からお越しいただきました。
商店街の様子、経営者の方々の思いなどを伺った後、2点の要望を伺いました。ひとつは「地域のお店応援商品券」の第2弾について。今回の商品券事業では大型店でなく中小のお店を対象としたことではじめて参加したお店もあったこと、換金までに2〜3日と事業主にとって資金繰りで助かったことなどを伺いました。また告知期間が短かったこともあり、応募を逃した方が大勢いたことも改善点としてあげられました。
もうひとつは「地域を支える商店街支援事業」の継続について。こちらについては、汎用性の高い制度で使いやすかったこと、普段は別々に活動している商店街団体同士が今回はいっしょにイベントを企画するきっかけになったことなどを伺いました。
感染症収束までどのようなかたちで地元商店主の方々を支えるのがいいのか、引き続き、地域の声を集めながら新潟市への要望へとつなげてまいります。
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昭和55年頃の志と勘商店 |
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商店から見つめる和納の生活史3 |
和納地区のちょうど中ほどにあった金物屋さん「志と勘商店」の歴史を取材しました。志しと勘で営む商店。字と響きもいいなと思いますが、由来のひとつは農耕馬などが背中に乗せる「しと」を製造・販売していたことだそうです。
また、「しと」という言葉の裏付けを得るのに、新潟市歴史博物館の学芸員であり副館長の小林隆幸さんに調べてもらいました。ありがとうございました。
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新潟県方言集成 |
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しと |
わたしも『新潟県方言集成』外山正恭(まさやす)編著(新潟日報事業社)で確認しましたが、「しと」がこの地方の方言だと載っていました。この本も素晴らしいです。外山さんの長年の労苦によって、後続世代のわたしたちが先人の営みを知ることができます。
西蒲原の先人の営みに敬意を示しながら、微力ですが、その足跡を聞き書きしていけたらと思います。
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除雪ボランティア |
1月10日の新潟市消防出初式は規模を縮小して開催。翌11日に予定されていた新潟市消防団西蒲方面隊消防出初式は大雪のため中止になりました。
10日はわたしも朝5時に起きて、自宅周りを雪かきして出発。渋滞やスタックなどなく順調に会場入り。11日も同じく5時に起きて、雪かきをしていると5:50には署員から電話で中止の旨の連絡がありました。署員の方は「直前で申し訳ありません」と話していましたが、状況を見極め直前でも中止を決断できるのはいいことだと思いました。準備等お疲れ様でした。
後日、昨年の管内の火災件数をまとめた消防概況を送っていただいたので、紹介します。
令和2年の西蒲消防署管内では火災が17件発生。主な火災原因は配線やたばこが多くなっています。救急件数は2,998件でした。
新潟市全体の火災件数は140件。出火率は1.8と政令市中で低くなっています。8区のなかでみると西蒲区の出火率が3.0ともっとも高くなっています。亡くなられた方も1人います。
コミュニティ協議会単位でみると松野尾、角田地区は火災がゼロでした。
引き続き、行政の啓発活動だけでなく、わたしたち市民ひとりひとりの心掛けから火災を1件でも減らしていけたらと思います。
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概要 |
第4次新潟市男女共同参画行動計画(案)のパブリックコメントが本日1月15日まで実施されています。(すみません。もうすこし早く紹介すべきでした)
新潟市の男女共同参画社会の実現に向けての令和3年度から7年度までの5年間の計画を示したものです。社会情勢の変化と本市を取り巻く状況など60ページほどにとても良くまとまって示されています。
とくに共感した箇所を2点紹介します。
「性別による固定的な役割分担意識が根強く残っていることにより居場所と出番を奪われるなど、若い女性にとって地方がやりがいを感じられず働きにくい環境であるために東京に移動している可能性を指摘する調査もあり、あらゆる場面において、男女共同参画の視点を確保することが必要です」(p.16)
「防災に係る計画やマニュアルの策定など、あらゆる防災施策において女性の視点に配慮するとともに、男女のニーズの違いについて理解し、女性が地域の防災体制に参画したり防災リーダーを担えるよう育成を進めている」(p.24)
こうした計画は行政だけで推進できるものではなく、企業や地域、市民ひとりひとりの理解が不可欠です。パブリックコメントはきょうで終了ですが、策定後もなるべく多くの方の目にとまるといいなと思います。
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中之口体育館にて |
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会場に入ってきたセキレイ |
1月9日は中之口地区コミュニティ協議会主催の「第38回新春書き初め大会」が開催されました。前夜からの大雪と感染症の拡大もあり、開催はどうなるかなと思っていましたが、感染症対策をとって開催されました。
また、この週末の3連休は県内全域が記録的な大雪に見舞われました。各区役所には対応を迫る電話が多く寄せられたそうですが、わたしにも様々な声が寄せられました。除雪の幅が狭い、隣の区域はきれいなのに家のあたりは汚い、私道も除雪してほしいなど。また、一方では隣近所で助け合って作業する姿、ゴミステーションや歩道などパブリックスペースを黙々と除雪する姿などもありました。
西蒲区社会福祉協議会では、除雪ボランティアを募集して活動を行っています。高齢者や障がいのある方が暮らす家などに支援をする仕組みとのこと。わたしも登録しようと思います。いろいろと考えさせられる機会でした。
令和3年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により社会情勢が一変しました。感染症対策の前線を担う医療、福祉、保健衛生の現場では、長期間に渡って大きな緊張と負担が続いています。また、様々な業種においても売り上げの急減、事業の在り方の見直しなどあり、厳しい経営状況が続いているかと思います。
引き続き、市議会としても感染症の早期収束と経済社会の再興に向けて、取り組んでいきます。また、感染症収束後の新潟市の未来像といった大きなテーマにおいても、自分なりの考えを持てるよう、地域を歩いて声を集めながら活動していきたいと思います。
感染症拡大が地域社会に分断と差別を生むことなく、市民ひとりひとりが互いの立場を認め合い、協調し、つぎの新潟市を作っていけるよう願っています。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。