2020年2月25日火曜日

篠田昭『緑の不沈空母 にいがたの航跡』(幻冬舎)

緑の不沈空母

篠田昭『緑の不沈空母 にいがたの航跡』(幻冬舎)を読みました。2002年から2018年に渡って新潟市長を4期務めた篠田昭前市長の回顧録です。

平成の大合併、農業戦略特区、BRT、地域教育コーディネーター、地域の茶の間、水と土の芸術祭や新潟総踊りなどの文化事業などなど、篠田市政のもとで行われた各施策への思いを知ることができました。国や県との関係、古巣である新潟日報への異論、知事選での篠田前市長の立ち回り方など、おおまかな流れが掴める一冊です。

わたしの偏見ですが「みんなで最幸の街をつくった。」という帯文をみて、食指が動かずにいましたが、いろいろと勉強になったので読んでよかったです。

本に登場している秋葉区選出の東村里恵子議員からお借りして読みました。東村さんは、元FM新津のアナウンサーです。自治協議会の会長や新津のJC理事長を務め、その後、市議会議員選挙に出るまでの過程を知ることができました。新津と小須戸がいっしょになって秋葉区となるまでの苦労も...。

これまでの施策で今後も活かしていくべきところは活かし、伸ばし、よりよい新潟市政となるよう議会での提案につなげていきたいと思います。