2019年8月10日土曜日

新潟市平和祈念碑献花式

献花の様子

8月10日9:00〜、中央区雲雀町(ひばりちょう)の水戸教公園で行われた新潟市平和祈念碑献花式に参列してきました。

昭和20年8月10日、新潟市はアメリカ軍による銃爆撃を受けました。この日だけで47名の市民の命と暮らしが奪われました。佐渡から新潟港に入港、停泊していた「おけさ丸」も爆撃を受けています。

先の大戦で亡くなった方々を追悼の意を表し、参列者で黙祷を捧げてきました。戦争、そして核兵器の無い、平和な世界となるよう望みます。

語り部ガイド

 式典には市内中学生も参加。前後の時間に語り部の方から戦時下の新潟市について講習を受けていました。わたしも中学生と一緒にガイドの方の話に耳をかたむけてきました。

「新潟市民が戦争で亡くなったのはもちろん。また市内には強制連行され働いていた中国、朝鮮の人もいた。過酷な労働環境のなか、この町で亡くなった方もいる。水戸教公園の平和祈念碑は国籍を超え、戦争で亡くなった方々すべてを慰霊するものだと思っている」と語っていました。共感しました。

こうした語り部から歴史を学ぶことはほんとうに重要な機会だと思います。

祈念碑

祈念碑は平成10(1998)年8月10日設置されました。この日に夕日が石碑の中央に沈むように設計されているそうです。

イチョウ並木

水戸教公園ははじめて来たのですこしだけ近くを歩きました。窪田町(くぼたまち)のイチョウ並木。すかっとしていて気持ちのいい通りでした。

林の小径

窪田町の西海岸公園内に木漏れ日の注ぐ小径を発見。もうすこし涼しくなってからゆっくり歩きたい。

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