2019年7月19日金曜日

新潟大学人文学部で今年度分の授業2コマ目終了

新潟大学にて

7月17日14:40〜、新潟大学人文学部で今年度分の授業2コマ目を務めてきました。話し上手とは間違ってもいえない講師役でしたが、自身の経験をいま伝えられる言葉で、学生に話してきました。

どんな動機や経緯でいまの仕事(Life-mag.創刊)に就いたのか、また実際に仕事をはじめてみて経験したこと変わったこと、そしていま現在のこと(市議)などをお伝えしてきました。

マーケティングされた価値観に抗って雑誌をはじめたこと、わかりやすさに抗ってインタビューという形式にしたこと。いまは当時ほど純粋な思いを保っているとは言えませんが、初心を思い出す機会になりました。

今年度で4年目の非常勤講師となりましたが、去年から今年にかけてはとくに自分の置かれている立場が変わりました。だからこそ、手探りで、汗かいて、恥かいて雑誌をつくりはじめた頃を思い出せたのはほんとうにいい機会になりました。

超高齢化と急速な人口減少社会を迎え、社会は変革と混乱期にあります。旧態依然とした大きな組織やシステムを少しずつ手直ししてくことも求められるのではないでしょうか。

そんな時代に「前例」や「教科書」はありません。これから社会に飛び立って、企業や地域社会のなかで生きる学生ひとりひとりが、自分の頭で考え、手探りで、居心地の良い社会をつくっていってもらいたいと願っています。もちろんわたしもその一員です。

依頼をいただいた人文学部教授の鈴木正美さん、授業を受けてくれた学生に感謝します。ありがとうございました。